5日、ソウル・九老洞にあるマンションの建物が突然傾き、住民らが緊急避難したことが分かった。写真はソウル。

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2017年7月5日、ソウル・九老(クロ)洞にあるマンションの建物が突然傾き、住民らが緊急避難したことが分かった。韓国・MBNが伝えた。

4日午後2時30分ごろ、中層の集合住宅の地盤が崩れて建物全体が一方に傾き、住民20人余りが避難する騒ぎがあった。外壁の至る所にひびが入り、建物と地面が接する部分には指が入るほどの隙間ができたほか、内部も床が傾斜し、窓の格子がゆがむなどの被害が出た。

自宅にいたという住民の一人は、「突然建物が3回左右に揺れ、(壁などが)ガラガラと崩れた」と話している。

住民らによると、14年前にマンションの横を通るトンネルが掘られて以降、建物に亀裂が生じたそうで、これまで何度も区役所に安全点検を要請したものの「問題なし」という通知の繰り返しだったという。

区役所の関係者は「調べてはいるが、ずいぶん昔の話なので(資料などを)探さなければならない」と釈明している。

この騒動に、韓国のネットユーザーからは自治体に対し「公務員の机上行政」「建物が崩壊すれば政策が出てくるんでしょ?」「さすが韓国の公務員。一生安泰、適当に働けばいい。苦情相談?そんなの『できません』とだけ繰り返しておしまい」「大統領が変わったからって公務員の精神状態が変わるとでも?」など非難コメントが続出している。

また「安全不感症」「だから道路や地下鉄の近くの住宅街はお薦めできない。最近はあちこち地下を工事してるから他も難しいけどね」と危険性を指摘する声や、「どんなに怖かったことだろう。家は一番安心できるところでなくちゃいけないのに」と住民を心配する声も上がった。(翻訳・編集/松村)