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今や珍しいモノではなく、掃除機の中のサブカテゴリーのひとつとなったロボット掃除機。ルンバに代表される海外メーカー製はもちろん、国内大手メーカーからも数多くのモデルが出揃っている。しかし、一言にロボット掃除機といっても、その性能や機能はさまざまだ。そこで、自宅一室に一般家庭に多くあるシチュエーションを用意。今チェックすべき主要メーカーのロボット掃除機6台を、実際に走行させてテストしてみた。走行性能や使い勝手、ナビ機能など、ロボット掃除機が求められている機能を徹底的にチェックする。



東芝

TORNEO ROBO VC-RVS2

実勢価格:7万2140円

充電台にロボット掃除機が集めてきたゴミを吸引して、まとめるダストステーション「バーティカルトルネードシステムCLEAR(クリア)」を搭載。また、側面のDust Pocketから、別途モップなどで集めたゴミも吸い込める。ロボット本体の走行機能としては、ランダム走行のほか、70以上の行動パターンから適した行動を自動選択。床面には、「ごみ残しまセンサー」を搭載しており、ゴミが多い場所では2回転することでしっかりとゴミを除去できる仕組みだ。

操作性



【本体とリモコン両方で操作】

本体上部にタッチボタンを配置。右のスタートボタンはちょっとわかりにくいが、タイマーなども本体だけで設定できるのは便利だ。



独自機能



【集めたゴミを集じん】

充電台にサイクロン構造のダストステーションを装備。ゴミを集めて戻ると、そのゴミを吸い取ってくれるため、本体のゴミ捨ての必要がない。



TORNEO ROBO VC-RVS2の実力を徹底調査!



【テスト内容】

8畳の洋室にA4用紙1枚を1cm以下サイズに切り刻んだ紙ゴミと、5cmほどの長さに切った糸20本。そしてベビーパウダーを10振りほどしたところを各モデルで掃除した。



走行性能



【ベッド下や段差もクリア】

本体の高さが87ミリと低いため、6モデルのなかで唯一、ベッド下の掃除ができた。また、段差も問題なく通行。走行性能はトップクラスだ。



フローリング



【フローリングに残りはなし】

ベッド下に入れたため、掃除エリアが広くなり、総時間は長めとなった。しかし、終了後に紙ゴミの取り残しは見当たらず、キレイに掃除できていた。



カーペット



【粉ゴミは多少残る結果に】

フローリング部も同様に紙ゴミや糸くずの残りはほぼみられない結果に。ただし、ベビーパウダーが入り込んだ場所などはちょっと残っていた。



隅と角



【長いブラシがゴミをかき出す】

部屋の隅やもサイドブラシが、しっかり届き、ゴミをかき込んでいた。サイドブラシはダンパーも兼ねており、家具にもぐっと近づいて掃除できる。



デジタル&家電ライター/コヤマタカヒロの評価





薄い本体でベッド下にも侵入。サイドブラシがしっかりとゴミをかき集める

6モデル中、唯一、ベッド下にも引っかかることなく侵入して、掃除ができたのは高評価ポイント。他のモデルと比べてもわずか数ミリの差だが、それが大きいようだ。また、左右に長いサイドブラシを装備するアーム部分がダンパーも兼ねる構造となっているため、壁や家具に優しくタッチしながら、ブラシでその周辺のゴミをかき出すことができていた。ゴミを回収してくれるシステムは便利ではあるが、その分、充電台が大きいのが難点。充電台の設置スペースは考える必要がある。

コヤマタカヒロ/デジタル&家電ライター。デジタル機器から家電製品まで幅広く執筆活動を展開するライター。雑誌やWebにて連載を多数抱える。

※『デジモノステーション』2017年4月号より抜粋

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