【ソウル聯合ニュース】韓国政府は、ドイツを訪問中の文在寅(ムン・ジェイン)大統領が6日にベルリンで行った演説を受け、北朝鮮に対し軍事会談と赤十字会談の開催を正式に提案する方針であることが分かった。

 統一部当局者は7日、「文大統領のベルリンでの演説内容の実現に向けた具体的な履行計画の策定に着手した。計画には北に対する各種会談開催の提案も含まれるだろう」と述べた。
 通常、南北間の会談提案は南北軍事境界線(MDL)上の板門店にある南北直通電話などを通じ行われるが、現在、南北間の連絡手段が全て断たれた状態であるめ、記者会見を通じた提案が行われるとみられる。
 文大統領は前日、独ケルバー財団の依頼を受け演説し、朝鮮戦争の休戦協定が締結されてから64年となる今月27日をもってMDLでの敵対行為を中断することを提案した。敵対行為中断とは、南北がMDLで行っている拡声器を使った宣伝放送の中断、宣伝物の除去などの措置を意味し、このためには南北軍事当局が会談する必要がある。
 こうした措置を27日までに進めるためには、今後1〜2週間以内に軍事会談が開催されなければならないと政府は判断している。
 また、文大統領は2007年の南北首脳宣言から10周年を迎える10月4日に、朝鮮戦争などで生き別れになった南北離散家族の再会行事開催と、再会行事について協議する南北赤十字会談の開催も提案した。
 同当局者は「大統領が赤十字会談の開催を事実上提案したが、会談の日程など具体的な内容を北側に提案することを検討している」と説明した。
 再会行事の準備には最低1カ月を要するため、8月末までには南北が行事開催に合意しなければならない。
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