『交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション1』ポスタービジュアル ©2017 BONES/Project EUREKA MOVIE

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映画『交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション1』の主題歌が発表。あわせて予告編が公開された。

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アニメ『交響詩篇エウレカセブン』を3部作で映画化するシリーズの1作目となる同作。主題歌となるのは、尾崎裕哉の新曲“Glory Days”。作詞をいしわたり淳治、作曲を蔦谷好位置が共同で担当している。あわせて公開された同楽曲を使用する予告編には、60秒と90秒の2バージョンが用意されている。

尾崎裕哉は、伝説的な父親を持つ主人公・レントンの心情を想定しながらの制作について、「『ああ、こういうことあったなぁ』と思っていました。反発しながらも、根本には寂しいという気持ち、『やっぱり父親に会いたい』という気持ちはお互いすごくあったわけで、そこの部分を想像していました」とコメント。

京田知己総監督は今回の起用について、「出来ることなら映画の最後に流れる曲は歌であって、それも男の子の歌であって欲しいなと思っていました」と述べており、打ち合わせ中に尾崎の“サムデイ・スマイル”を流したところ、「そこにいた全員に『ああ、今度の映画の最後を飾るのは、この人の曲だ』という空気が流れました」と明かしている。

9月16日から全国で公開される『交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション1』には、総監督の京田知己をはじめ、脚本の佐藤大、キャラクターデザインの吉田健一といった『交響詩篇エウレカセブン』のスタッフ陣が集結。アニメーション制作をボンズが担当する。挿入曲はHardfloorによる“Acperience 7”。

■尾崎裕哉のコメント
今回、初めて映画の主題歌を担当させて頂けるという事と、特に自分はアニメが好きで、その中でも『エウレカセブン』のような素晴らしい作品に携われることを凄く光栄に思います。

今回の楽曲は、作詞はいしわたり淳治さんと、作曲は蔦谷好位置さんと一緒に作らせて頂きました。
実は、アップテンポの曲を作るのが僕、初めてだったんですけど、お力添えあって、なんとかうまくいったかなと思います。
すごく力強いサビができたので、それを組み立てるまでのメロディを何回も繰り返して考えました。
とてもいい感じになったと思います。早く劇場で聞きたいです。

僕はレントンと境遇が似ているところがあって、レントンが葛藤しているところとか「ああ、こういうことあったなぁ」と思っていました。
反発しながらも、根本には寂しいという気持ち、「やっぱり父親に会いたい」という気持ちはお互いすごくあったわけで、そこの部分を想像していました。

レントンと同じ14歳の頃にはすでに、憧れというか、音楽をやりたいなぁという気持ちはあったので、今こうして作品を作るような職業につけたのは嬉しいことです。
『エウレカセブン』は、たくさんのファンの方の期待を背負っていると思うので、その期待をいい意味で裏切ったり、超えていけるような作品になったらうれしいです。

■京田知己総監督のコメント
フィルムにとって音楽は非常に重要なファクターではあるものの、そのめぐりあいについては偶然や奇跡に委ねるしかないのだ……というのは、幾つかの監督作品や参加作品を経た上でたどり着いた僕なりの結論です。

今回の映画がレントンという男の子の幼年期の終わりを描く物語になると決まった時に、出来ることなら映画の最後に流れる曲は歌であって、それも男の子の歌であって欲しいなと思っていました。しかしどのような歌が、どのような方が歌った音楽が良いのか、自分たちには皆目見当もつかないでいました。

そんな中、たまたま脚本打ち合わせでiTunesを開いた時、本当にたまたまトップ画面に尾崎裕哉さんのバナーが流れていて、そして本当に勢いでクリックして流れてきた『サムデイ・スマイル』を聴いた瞬間に、そこにいた全員に「ああ、今度の映画の最後を飾るのは、この人の曲だ」という空気が流れました。そう、まさしく「エウレカ!」な気分になったのです。

もちろんハードルが無かった訳ではありません。大人の事情というものもありました。それ以上に僕らが気にかけたのは、これは偶然なのですけれども、自分たちの作っているフィルムの主人公レントンの設定と尾崎さんの境遇が似ているように思えたことでした。
ですが快諾をいただき、デモを聴かせてもらい、尾崎さんご本人にお会いして色々と話を聞かせてもらい、そして気づかされました。

今の自分だからこそ語れるものがあるのなら、それは今語るべきなのだ、と。

自分たちは今回、運命や境遇を受け入れて、それでも前へ未来へ進み出す男の子を描くことが「今の」自分たちに語れることだと思い、フィルムを作りました。そして尾崎さんの楽曲も、そのどれもが「今の」尾崎さんではないと歌えないものに思えました。そんな「今」を描こうとしたからこそ、僕らは邂逅出来たのかもしれません。その結果としての『Glory Days』という曲は、僕にとっての、僕らにとっての宝物のような存在になりました。

願わくばこの曲の流れる映画を見て劇場を出た後に、いや映画を見ていなくても街中でこの曲を聴いた全ての人の行く先に、輝ける未来があらんことを。