韓国ソウルの鉄道駅で、大陸間弾道ミサイル(ICBM)発射を喜ぶ北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長の様子を映したニュース映像を眺める人たち(2017年7月4日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】米国は国連安全保障理事会(UN Security Council)の理事国に対して、大陸間弾道ミサイル(ICBM)を発射した北朝鮮に対する「重大な措置」を求めるとした声明案を配布したが、ロシアが6日、反対した。北朝鮮が発射したのはICBMではなく中距離のミサイルだと主張した。複数の国連外交筋が明らかにした。

 米国は全15理事国への声明案の配布に先立ち、新たな制裁決議案に関する計画を発表していた。

 声明案は、北朝鮮が新たな核実験やミサイル発射に踏み切った場合、安保理は「追加の重大な措置」を講じることで合意していたこと、ならびに安保理は「こうした措置について直ちに作業を始める」としていたことを確認する内容。

 しかし外交筋によると、ロシアは北朝鮮によるICBM発射への言及に異を唱えた。

 ロシアの国連代表部は「今回の発射をICBMの試射と見なすことには同意できない」と主張。ロシア国防省が追跡システムの分析に基づいて、発射されたミサイルは中距離だと判断していることを理由に挙げた。

 ただ同代表部は、声明案の妨害はしておらず、米国に「適切な修正を加える」よう提案しただけだと強調している。
【翻訳編集】AFPBB News