6日、インドと中国の越境をめぐる非難の応酬が続く中、中国ではネットを中心にインド製品不買運動の機運が高まっている。資料写真。

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2017年7月6日、インドと中国の越境をめぐる非難の応酬が続く中、中国ではネットを中心にインド製品不買運動の機運が高まっている。だが米華字メディアの多維新聞は、そうした呼び掛けが「史上空前の困難」に直面していると伝えている。なぜなら、中国人がボイコットしたくても周りにインド製品がほとんどないためだ。

中国とブータンの係争地で中国が進めようとした道路建設を阻止するため、インド軍が隣接するシッキム州に兵力を展開し、中国軍と対じして緊迫した状況が続いている。

中国のネット上ではインド製品ボイコットを呼び掛ける声が相次ぐ一方で、「周りにインド製品なんてないぞ」「何をボイコットすればいいんだ」といった困惑も書き込まれている。

中には「(2008年にフォードからインドのタタ・モーターズに売却された)ジャガーやランドローバーは、韓国のサムスンやLGの製品のように俺達の周りにあふれていない。破壊したくてもできないじゃないか」との声も。

多維新聞は「インドにもソフトウエアや紅茶など、少なくない輸出品があるが、中国のネット民はそうした製品には言及していないようだ」と伝えている。(翻訳・編集/柳川)