ミランのジャンルイジ・ドンナルンマ【写真:Getty Images】

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 この夏のサッカー界を騒がせている選手の一人であるミランのGKジャンルイジ・ドンナルンマは、イタリア教育・大学・研究大臣から、高校卒業試験を受けて卒業資格を取得するよう促されている。

 18歳にしてミランの正守護神を務めてきたドンナルンマは、この夏にミランとの契約延長をめぐる大きな騒動を巻き起こした。一旦は契約延長を拒否し、移籍が濃厚になったともみられたが、最終的には大幅に年俸を引き上げての新契約に合意した模様だと報じられている。

 イタリア国内で喧騒が巻き起こる中、ドンナルンマ本人はポーランドで開催されたU-21欧州選手権に出場していた。大会を終えたあとは地中海のイビサ島でのバカンスへと向かったが、これにより同時期に予定されていた高校卒業試験は受けないことになった。

 ドンナルンマのこの決断に対して賛否両論の声が上がる中、ヴァレーリア・フェデーリ教育・大学・研究大臣は、同選手に対して高校卒業資格を取得するべきだというメッセージを送った。6日付の伊紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が大臣によるドンナルンマ宛の「手紙」を掲載している。

「来年の試験を受けて、教育課程を終えてほしいと思います。他のスター選手たちも、高いレベルのスポーツと学業は両立可能であることを示してきました。あなたのようなスポーツ選手に憧れる全ての若者たちにとって貴重な模範となることでしょう」と大臣は述べ、ドンナルンマに来年の試験を受けるよう促している。

 16歳の若さでミランの守護神に定着し、早くからプロのサッカー選手として戦い続けてきたドンナルンマ。仕事であるサッカーと学業の両立は簡単なことではなさそうだが、来年には改めて試験に臨むことになるのだろうか。

text by 編集部