行方不明で捜索中の女性の所有していたiPhone6が、捜査のためにセキュリティ企業Cellebriteによってロック解除された、と報じられています。

解除に払った費用は26万円

行方不明となり、現在捜索中のダイアナ・ケールさんの母親が、スペインのテレビ番組「Espejo Publico」に出演し、娘の所有していたiPhone6が、捜査のためにCellebriteによってロック解除されたことを明かしました。
 
同番組ではまた、スペイン警察がロック解除のために、2,000ユーロ(約26万円)を支払ったとコメントしています。米連邦捜査局(FBI)が、銃乱射事件の犯人が所有していたiPhone5cのロック解除に費やしたとされる約1億円と比べると、破格の安さです。

FBIは最後まで協力者名を明かさず

スペイン警察によれば、ケールさんのiPhoneは発見されるまでの2カ月もの間、水に浸かったままの状態でした。つまり発見時には動作不能であった可能性が高く、取り出されたNANDフラッシュメモリから、NANDミラーリング手法によってロック解除されたのではないか、と推測されています。 
 
今回の報道内容が事実なら、iPhoneが他社のハッキングツールによってロック解除されたことが公になった初のケースといっていいでしょう。FBIは最後まで、ロック解除の協力先の名前を明かしませんでした
 
Cellebriteはサン電子の子会社のイスラエル企業で、今年2月には、iPhone4s/5/5c/5s/6/6 Plusを合法的にロック解除可能になったと宣言しています。
 
 
Source:AppleInsider
(lunatic)