夏はもう目の前!この時期こそ食べたいのが、カラダの中から汗が噴き出す辛ウマ料理だ。

今回紹介するのは2017年3月オープン以来、予約の電話が鳴り止まないという『ファイヤーホール陳』。

それもそのはず、同店のプロデュースを手がけたのは、四川料理の名店である四川飯店グループ総料理長・菰田欣也氏なのだ!

夜だけでなく昼からその辛ウマが爆発する新店の魅力をたっぷりお伝えしよう。



(手前)麻辣豆板醤スープ(奥)肉骨茶スープ。「火鍋ベーシックコース」(1人前3500円)のスープは白湯スープと麻辣豆板醤スープの2種になる。
四川料理の達人が辿り着いた究極の火鍋!食べるほどに旨みが増し、汗も噴き出る

2017年3月に五反田にオープンした『ファイヤーホール陳』。同店をプロデュースしたのは、四川飯店グループ総料理長の菰田欣也氏。

同店の看板メニューである火鍋は、菰田氏が3年以上研究を続けて辿り着いたというから驚きだ。

しかし、ひと口同店の料理を食べれば3年もの研究が必要だったことが、カラダの芯から実感できるだろう。

まずは夜の部のおすすめである四川火鍋の旨さを紹介したい。



肉骨茶スープに使用している4種類の生薬。当帰(とうき)、川芎(せんきゅう)、熟地黄(じゅくじおう)、党参(とうじん)を混ぜたもの。
スープへの尋常じゃないこだわりぶりがすごい!

今回オーダーしたのは「加藤ポーク満喫コース」。コースは5種類用意されており、「火鍋ベーシックコース」は1人前3500円とリーズナブルなコースから「スペシャル贅沢コース」(1人前10,000円※要予約)までと幅広い。

「加藤ポーク満喫コース」のスープは肉骨茶(バクテー)スープと麻辣豆板醤スープの2種類。このスープが同店最大の魅力といっても過言ではない。

まず麻辣スープは、料理長自家製の豆板醤がベース。四川省麻鼓醤に唐辛子や豆鼓、紹興酒や山椒などを入れた手作り豆板醤が作り出す旨みは、超本格派。ひと口飲めば、ブァッとカラダの芯から汗が噴き出してくる!



「加藤ポーク満喫コース」(1人前5000円)はビギナーにもおすすめ。

肉骨茶スープは、中国栄養薬膳師の資格を有する菰田氏ならではのこだわりが光る。

こちらは『シンガポール四川飯店』で提供している肉骨茶を逆輸入し、そこに4つの生薬をブレンド。

味わってみると、遠い異国の料理でありながら不思議なほどに身近に感じることができる。それは隠し味として日本の和出汁も加えられているからだ。


昼の坦々麺も絶品なんです!



「加藤ポーク」外もも、肩ロース、バラ。「加藤ポークホルモン」はハツ、レバー、タン元。
スープだけじゃない!食材へのこだわりも桁外れ

スープのみの美味しさをたっぷり堪能したならば、さっそく具財を鍋に投入。食材はどれも菰田氏が選び抜いた品ばかりだ。

まず「加藤ポーク」から紹介しよう。群馬県産の加藤ポークは、そのとろけるような食感が特徴。

部位により異なる美味しさを楽しんで欲しいと、3種類とホルモン3種類の合計6種類が用意されるのも嬉しい。

希少部位である「のど仏」や「トントロ」、「タケノコ」などは全て1人前700円で追加できるのでこちらもぜひ味わってみて欲しい。



野菜の他にも、サツマイモで作られた「板はるさめ」や湯葉、豆腐なども付く。

続いては野菜。こちらは季節により旬の野菜を石川県の高農園などを中心に日本各地の農家から仕入れているという。

今回は京都産の九条ネギや、肉厚で煮込んでも身が小さくなりにくい雲太椎茸などをご用意いただいた。



クミンとクワイ入りの「特製肉団子」も絶品。クミン香りとクワイ食感がどちらのスープとの相性を格段にアップさせてくれる。

鍋の辛さは調整できるので注文時に、好みの辛さをスタッフに伝えよう!



シメに人気があるのは、やはり麺。細めの縮れ麺に辛ウマスープが良く絡み、たっぷり火鍋を味わった後の胃にもスルッと収まってくれる。



前菜として提供される「うずらの卵」、「ザーサイ」、「メンマ」の3種は鍋が煮えるまでの間にも、お酒をグイグイ進めてくれる。



「冷やし担々麺」(950円)は夏季限定!この時期食べなければ絶対損だ。
昼にも絶対行きたくなる!夏季限定の麺が絶品

夜の魅力をお伝えしてきたが、同店は昼の部も営業しており、こちらも絶対訪れるべきなのだ!

昼の部には、四川火鍋専門店から四川伝統の「宜賓燃麺」を始めとする麺専門店に変身。

「宜賓燃麺」とは、四川料理の名物である和え麺のこと。汁なしの麺で、麺に醤油や辣油が絡みつき、まるで炎のようにみえることからその名が付いたという。

そして、夏におすすめしたいのは「汁あり冷やし担々麺」。鶏ガラスープをベースに、白胡麻を煎ってペースト状にしたものを入れ、自家製の辣油で仕上げられる担々麺は、辛み中にしっかりと旨み、コクを感じることができる。

シンプルに味付けされた、挽肉もスープの味を引き立ててくれる。



JR五反田駅から徒歩5分ほど。64席を備えており、もし並んでいてもランチならば回転が早いので比較的早めに入店できる。

五反田に現れた新店は怪物級のウマ辛スポット!

激辛ファンだけでなく、この美味しさはどんな人でも一度食べたらヤミツキになるはず。

暑い夏にこそ、訪れたい名店だ。



店内奥には個室を2部屋備え、8〜20人まで利用できる。