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今や珍しいモノではなく、掃除機の中のサブカテゴリーのひとつとなったロボット掃除機。ルンバに代表される海外メーカー製はもちろん、国内大手メーカーからも数多くのモデルが出揃っている。しかし、一言にロボット掃除機といっても、その性能や機能はさまざまだ。そこで、自宅一室に一般家庭に多くあるシチュエーションを用意。今チェックすべき主要メーカーのロボット掃除機6台を、実際に走行させてテストしてみた。走行性能や使い勝手、ナビ機能など、ロボット掃除機が求められている機能を徹底的にチェックする。

 

日立

minimaru RV-DX1

実勢価格:10万7920円

本体幅が約25cmと一般的なロボット掃除機よりもコンパクトなのが特徴のモデル。このため、より狭い場所にも入り込んで掃除できる。掃除性能として、独自の「ダブルかきとりブラシ」でゴミを集めて、「小型ハイパワーファンモーターR」で吸い込む仕組み。走行機能としては、自動モードではゴミの溜まりやすい壁ぎわをぐるっと一周したあと、ランダムに方向を変えながら掃除することが可能。同様の動きで長時間掃除ができる念入りモードも搭載。また、指定したポイントを強力に吸引するスポットモードも備える。

操作性



【付属リモコンがチープ】

左上に「スタート/ストップ」ボタンを配置。その付近に各種設定ボタンを配置している。ただし、付属リモコンのデザインや使い勝手が残念だ。



独自機能



【吸い込んだゴミを圧縮】

充電台に戻ると強い気流でダストボックス内のゴミを圧縮するごみプレス機能を搭載。小さなダストボックスにたっぷりとゴミを集められる。



minimaru RV-DX1の実力を徹底調査!



【テスト内容】

8畳の洋室にA4用紙1枚を1cm以下サイズに切り刻んだ紙ゴミと、5cmほどの長さに切った糸20本。そしてベビーパウダーを10振りほどしたところを各モデルで掃除した。



走行性能



【ベッドの下にハマる】

部屋の周囲をぐるっとラウンドしてからランダムに掃除する仕組み。ただし、今回は唯一、ベッド下にハマリ、エラーで止まることを繰り返した。



フローリング



【ゴミが思った以上に残った】

中央部にもゴミが多く残る結果に。本体が小さい分、動きは速く、さらにランダムにいろんな角度で掃除するが取り切ることはできなかった。



カーペット



【カーペット上にも点在】

ゴミの残りはカーペット上も同じ。同じ場所を複数回通過することで回収はしていたが、紙ゴミとの相性が悪かったのか取り切れなかった。



隅と角



【部屋の隅もムラのある結果に】

部屋の隅や角なども掃除して回っている印象だったが、大きな紙ゴミは回収しきれず。サイドブラシが紙ゴミをはね飛ばすことも多かった。



デジタル&家電ライター/コヤマタカヒロの評価





入れない場所に入ろうとして止まるのは致命的。ごみの回収率も低い結果に

ベッド下に入ろうとして引っかかって止まるという動作を何度も繰り返したのが個人的には致命的。センサーが本体の入れる高さを認識できていないようだ。テストはその部分をカバーすることで再開して事なきを得たが、紙ゴミの回収率は6モデル中最低。40分近く掃除した後でも、そこら中に紙ゴミが散乱していた。本体が小さいため、イス下などの狭い場所に入れるのはいいが、ハマって動かなくなること、そして大きなゴミの回収率が低いという2点は、全自動で使いたいロボット掃除機として厳しい印象だ。

コヤマタカヒロ/デジタル&家電ライター。デジタル機器から家電製品まで幅広く執筆活動を展開するライター。雑誌やWebにて連載を多数抱える。

※『デジモノステーション』2017年4月号より抜粋

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