AppleのDRAMサプライヤーとしても知られるMicronの台湾工場で5日、窒素ガスを分配するシステムが機能停止に陥り、工場が汚染されるというニュースが報じられました。これについてMicronは、生産能力に大きく影響を及ぼすような事態にはなっていない、との声明をただちに発表しました。

生産能力に大きな影響を及ぼしはしないと発表

窒素ガスによって工場が汚染されたことで、生産したウェハの半分を廃棄したとの報道や、1カ月あたり6万枚分の生産能力が削がれたことで世界的なDRAM生産能力が5.5%落ちるといった報道が出ており、同社のLPDDR4を採用しているとみられるiPhone8への影響が懸念されていました。
 
しかし、新たにMicronが発表した声明によると、工場内でアクシデントは発生したものの、窒素ガスの漏洩や従業員が避難する羽目になるといった大きな事件には発展していないとのことです。また、工場のオペレーションも速やかに復旧する見通しで、生産能力への物理的な影響は発生しないそうです。
 
ただでさえメモリー市場は「iPhone8特需」によって供給が著しく逼迫していると言われているだけに、今回のMicronの事故が大規模なものでなかったことは不幸中の幸いと言えるでしょう。
 
ただ、ニュースサイトAppleInsiderは、Micronが損失の規模を明らかにしていないとして、動向を注視する必要性を示唆しています。
 
 
Source:DigiTimes,AppleInsider
(kihachi)