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今年で放送50周年を迎える『ウルトラセブン』や、7月8日から放送を開始する最新テレビシリーズ『ウルトラマンジード』など、円谷プロ製作の「ウルトラマン」シリーズのキャラクターが登場するデジタルスタンプラリー「大冒険! ウルトラマンARスタンプラリーinふくしま2017」(主催:福島県)が、7月13日〜11月12日の期間中、福島県全域の20コース全55箇所で開催されることになった。

7月2日、東京・秋葉原にて催されたマスコミ発表会では、特撮ドラマ『ウルトラセブン』でモロボシ・ダン隊員を演じた森次晃嗣氏をゲストに迎え、福島県知事・内堀雅雄氏と共にいち早くスマホアプリにて「ARスタンプラリー」を体験し、開催場所である福島県の魅力をアピールした。

歴代ウルトラヒーローや人気怪獣キャラクターをゲットし、福島県の観光名所を背景にしてスマホに保存できるデジタルスタンプラリー「福島県ウルトラマンARスタンプラリーinふくしま2017」は、昨年(2016年)開催されて好評を博したものに新規5コース15ポイントを追加。全20コース、55ポイントとなって、県内の観光地にて楽しむことができる。

専用のARアプリは、2017年7月13日より配信が開始される。各コースを達成することにより、オリジナル特典画像がダウンロード可能となり、さらに新コースをクリアした人にはウルトラヒーローの雄姿が収められたオリジナル「クリアファイル」が先着でプレゼントされる。新5コースをすべて達成した人には、抽選でオリジナルグッズがもらえるとのこと。

巨大化したウルトラセブンの手のひらに乗った家族連れが、ウルトラ警備隊の女性隊員によってナビゲートされながらデジタルスタンプラリーを楽しんでいるという今回のメインビジュアルを手がけたのは、現在「月刊ヒーローズ」にて好評連載中のコミック『Ultraman』の作者である清水栄一氏と下口智裕氏。2人は「憧れのヒーローに見守られながら、青空のもと家族が笑顔で楽しんでいる。スタンプラリーの楽しさを少しでも伝えるお手伝いが出来れば、と思いながら描かせていただきました。『ウルトラセブン』放送50年という節目に、このようなイラストを描かせていただけたことを感謝しています」とコメントを残している。

内堀知事は子どもから大人まで幅広い世代に人気のあるウルトラヒーローや怪獣キャラクターを集めることのできる今回のスタンプラリーについて「昨年ご好評いただいたこれまでのコースに新しいコースを加え、より使いやすく、より魅力的なアプリに改良し、多くの方々に楽しんでいただける内容となっています。スマートフォンをお持ちの方でしたらどなたでもお気軽に参加いただけるので、ぜひ福島県に足を運んでください。そして、福島の美しい自然や歴史、伝統文化をはじめ、多彩な温泉や食、おいしいお酒など、福島でしか味わえない魅力をご堪能いただければと思います」と、ウルトラマンシリーズを入口にして、福島県の魅力に多くの人が触れてくれるよう、熱をこめてスピーチした。

続いて、ステージには森次晃嗣が登壇。1964年生まれという内堀知事にとって、ウルトラセブンに変身するダン隊員はまさしく少年時代に憧れた偉大なるヒーロー。興奮を隠せない知事を前にして、森次はおなじみとなったウルトラアイを着眼する際のかけ声「デュワッ!」を披露。「僕は昭和の人間だし、そもそもモロボシ・ダンは宇宙人なので、スマホやスタンプラリーのことはわからないんですよ」と、スマホ未経験ということを告白しつつ、「福島は米やお酒がおいしいし、さっき楽屋で食べたお菓子もすごく美味かった。こういった催しで、福島県の復興に役立つことができれば」と笑顔を見せた。

実際にスマホを手にARアプリを体験してみた森次は「スマホなんて今まで持ったことがなかったので、生まれてはじめてこんなこと(アプリ操作)やりました」と、画面に映るウルトラヒーローや、懐かしい「カプセル怪獣(ウインダム、ミクラス、アギラ)」が福島県の観光地に出没する様に驚き、感心する様子を見せた。

アプリ画面にイカルス星人が現れたのをきっかけにして、『ウルトラセブン』第10話「怪しい隣人」(イカルス星人登場回)の話題になると、森次は「台本ではダンが『異次元空間に取り残される』と書いてあったので、どういう風に映像で表現するのかな、って思っていたら、ステージの中に黄色い風船がいくつもフワフワ浮かんでいてね、ああ、異次元には風船が浮いてるんだなあって」と、50年前はもちろん、現在でも簡単にはいかない異次元世界のビジュアル化に挑んだ『セブン』美術スタッフの創意工夫に感心する場面が見られた。

『ウルトラQ』に続く空想特撮シリーズの第2弾『ウルトラマン』(1966年)では、M78星雲のウルトラマンは地球人・ハヤタ隊員と一心同体となり、命を共有するという設定だが、第3弾の『ウルトラセブン』ではウルトラセブンがモロボシ・ダンという青年に変身していることになった。宇宙人を演じることについての思いを尋ねられた森次は「そんなこと言っても、宇宙人と遭遇したこともないですからね(笑)」と未知の役柄ゆえの難しさを回想し、「当時24歳だった僕が素のまま走りきったら、それがそのままモロボシ・ダンになったのではないか」と、若き日の自分のそのままをぶつけ、体当たりで役に挑んでいたことを明かしていた。

また、森次は以前、テレビ番組の企画で、円谷プロの創設者であり『ゴジラ』(1954年)『モスラ』(1961年)などの東宝怪獣映画で「特技監督」を務めた"特撮の神様"こと円谷英二氏の故郷・須賀川市を『帰ってきたウルトラマン』(1971年)で主役の郷秀樹を演じた団時朗と一緒に訪れたことがあったが、そのときは「なんか、円谷英二さんの故郷にしては少し盛り上がりに欠けるな」という印象だがあったと話した。これを受けて内堀知事は「その後、円谷プロさんの協力をいただいて、どんどんウルトラマン関係のアイテムを町中に増やしまして、今だったら寂しい思いをしないと思いますよ!」と、自信をもって再度の須賀川訪問を呼びかけていた。