「君の膵臓をたべたい」完成披露舞台挨拶

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映画『君の膵臓をたべたい』の完成披露舞台挨拶が6日、都内の劇場で行われ、本作に出演した浜辺美波、北村匠海、北川景子、小栗旬、メガホンをとった月川翔監督が登壇した。
映画は、膵臓の病を患う山内桜良(浜辺)が書いていた「共病文庫」(=闘病日記)を偶然見つけたことから生まれた、“僕”(北村)と桜良の交流を描く青春ドラマ。
映画では、原作=過去から12年が経った現在も描かれ、過去と現在2つの時間軸を行き来しながら物語が進み、現在のパートでは、桜良の言葉をきっかけに母校の教師となった“僕”を小栗旬が、桜良の親友・恭子を北川景子が演じている。

W主演を務めた浜辺と北村は本作が初共演。初対面の印象を聞かれた浜辺は「最初にお会いした時、北村さんすごく派手というか奇抜というかファンキーな、私がなかなか見たことがないようなお洋服を着てらっしゃったので、内気な“僕”とは真逆な方なのかなって。これから撮影期間どうしようと思っていた時に、だんだん“僕”らしいというか、内向的な方ということがわかって、大丈夫だなと安心しました」と告白。
北村は「服装に関しては本当に申し訳なかった」と平謝り。「夏場はアロハシャツを着て、袴パンツに雪駄を履いて、丸いサングラスをかけてる。そんな変な服装でお会いしてしまったので、すごい第一印象悪かったと思う」と自覚しているようだった。

そんな奇抜なファッションについて、北村は「音楽の仕事もやっていて、そっちは別人格」とした上で、「普段は内にこもるタイプなので、それをカモフラージュするため」と説明。今回演じた“僕”は、他人に興味がなく、いつも本を読んでいる、クラスいち地味な少年だが、「僕の中学校の頃と似ている。他人との距離とか壁を作ってしまう学生時代だったので、共感する部分があった」と理解を示し、「“僕”っていう人間は一見わかりづらいキャラクターだし、理解し難い人も多いと思うんですけど、僕は運良くというか、運命的に、こんなに自分の枠の中で演じられるキャラクターに出会えたこと、しかも自分の初主演作で、19歳という年で出会えたことがすごく嬉しかった」と充実感をにじませた。

その北村は浜辺の印象について「桜良っていう人間はすごく天真爛漫なんですけど、浜辺さんの印象は真逆で、映画の中の“僕”に近い、自分の世界を持ってる雰囲気があって、天真爛漫な桜良をどう演じるんだろうと思っていた」と明かす。「でも、いざ現場に入って芝居になると桜良の天真爛漫さ、病気を抱えて弱さも垣間見えるような笑顔だったり、日を追うごとに桜良から出る言葉がどんどん自分のものになっていくのを芝居をしていて感じました」と浜辺との初共演を振り返った。
北村の言葉を受けて浜辺は「私とは真逆だっていうのは私自身も感じますし、それを北村さんに初対面でバレてたっていうのはビックリですね」と苦笑い。「これからはもう少し明るく、初対面の方と接していきたいなと思います」と笑顔を見せていた。

そんなW主演の2人について、北川景子は「本当に主演の2人が頑張っていて、瑞々しくって、生きることの素晴らしさだったり、今という時間を大切に過ごすことの重要さを、こんなに自然な演技で伝えてくれるんだって、とっても驚きました。自分が若い頃だったら絶対できなかったというような骨太なお芝居をしていて、とても感動しました」と演技を絶賛。
12年後の“僕”を演じた小栗も、「もう素晴らしかったです」と感心しきりで、「自分が出ている映画を試写室に観に行ってこんなに泣いてしまったのは初めて」と明かし、「前の席にマネージャーが2人座っていたので、泣いているのがバレたくないなと堪えながら過ごしたんですけど、前に2人いなかったら結構がっつり泣いてたと思う」としみじみ。
先輩からの温かい言葉を受けた2人は「嬉しいです」と声を揃えていた。

映画『君の膵臓をたべたい』は、7月28日(金)全国公開。

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