「一緒にいること」だけが恋人ではありません。仕事と恋愛の理想の関係って?【DJあおい】
【今週のボヤき】
最近、転職しました。これまでに経験したことのない分野なので、終業後に仕事を振り返ったり、土日も勉強したりと仕事に力を注いでいました。すると、付き合っている彼に「仕事と俺、どっちが大事なの?」と言われてしまいました。
「仕事です」と即答しそうになりましたがグッとこらえました。これまでこんなことを言う男性とはお付合いをしたことがなかったので「本当にいるんだ……」と新鮮な気持ちもありつつ、ただ、もう少し仕事をおさえて彼との時間を作ったほうがいいのかなとも思いました。モヤモヤしています。
恋人はライバル!?
恋愛というのは対等でないと成立しないもので、そういう意味でいえば恋人はライバルみたいな存在でもあるものなんですよね。
恋人ががんばっていれば、自分も同じくらいにがんばっていないと劣等感で押し潰されそうになってしまいますし、道は違っても「充実度」は同じでなければうまくいかないものなんです。
ですので劣等感を感じたほうが負けじとがんばるのが本来のあるべき恋愛の姿でして、そうやってお互いが相乗効果で高め合っていくものなんですね。
「おれと仕事、どっちが大事?」と言われたら…
でも実はもうひとつ対等になる方法がありまして、それは「相手の足を引っ張ること」なんです。
劣等感を感じたほうが相手の足を引っ張り自分と同じ充実度にしようとする手段、これが「おれと仕事、どっちが大事なの!?」という天秤に掛けさせる手段になるわけですね。
簡単にいえば「おれのほうが大事ならおれと同じ充実度になりなさい」という脅迫みたいなものでして、その脅迫に屈服してしまうとお互いが高め合う関係ではなく、お互いの足を引っ張り合う関係になってしまいかねないことになるんです。
ですので「おれと仕事、どっちが大事なの!?」と言われたら「私はあなたがいるからここまでがんばれるんですよ」と言ってあげてください。
聡明な恋人ならその一言で気が付いてくれるはず、「自分もがんばらなきゃ」と思ってくれると思います。
恋愛パワーが発揮されるのは…?
そもそも恋愛って仕事と天秤に掛けられるものではないんですよね。
恋愛とは休日に一緒に遊ぶことではなく、お互いの生活の原動力になるもの。恋人という存在が生活を正し、仕事でがんばることができる原動力になってくれるもので、一緒にいないときこそ力になってくれるのが恋愛パワーなんですよ。
休日に一緒に遊んだりイチャイチャしたりするのはおまけみたいなもので、メインはお互いの生活にあるわけです。
だからお互いの生活を尊重できるものになり、お互いが充実した生活を構成していくことができるものなんですよ。
お互いがお互いの仕事を第一に考え、自分は二番目に下がってあげるのが恋愛というもの、一番になろうとするほうがどうかしているんです。