トランプ大統領、強気な発言はまだ続く…

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ドナルド・トランプ氏が大統領に就任し、約半年が経過した。政治家としてどこまで国をリードできるのか?―多くの国民が不安を感じつつ見守るなか、大統領はTwitterや公の場で迷言・暴言を相変わらず連発している。そのいくつかを、まとめてご紹介したい。

■「昨日、抗議運動(反トランプ「ウィメンズ・マーチ」)をみてこう思った。大統領選は終わったばかり! どうして彼女らは投票しなかったんだ?」
このツイートについては「全く意味不明」。というのも、抗議活動に参加した人々が投票しなかった証拠などどこにもなかったのだ。それどころか“アンチ・トランプ”の彼女たちはヒラリー・クリントン氏に投票した可能性が限りなく高い。

■「今朝起きてテレビをつけたら、大統領就任式の場に観衆が少なくガラガラの様子を映していたよ。私はこう独り言を言ったのさ。“おい、私は演説を行いながら会場を見回したけど、あの場には150万人はいたぞ”ってな。実際、ワシントン記念塔のあたりまで(演説を見に来た)観衆がビッシリだったはずだ。」
その日の写真・映像を確認してみたが、バラク・オバマ氏の就任式に比べると確かに観衆は少なかったようだ。しかし大統領側は「観衆が少なかった」との主張はマスコミの嘘だと非難しており、大統領報道官も「就任式の観衆の規模としては、間違いなく過去最大だった」と断言している。

■「(就任式の際)神が見下ろしてこうおっしゃった。『君の演説の間、雨は降らせないよ』と。」
雨が確かに降っていた。

■「フレデリック・ダグラスは良い例だ。彼は素晴らしい仕事をしているよ。私はこう気づいたんだ。彼は前よりもっともっと認められるようになっているってね。」
ダグラス氏はアフリカ系アメリカ人の政治家で、1895年に死去している。

■「アーノルド・シュワルツェネッガー君は、カリフォルニア州知事としてもダメだった。TV番組『アプレンティス』ではもっと悪かったが、まあ少なくとも努力はしたんだろう。」
これによりシュワとの関係は悪化し、シュワのファンからは「シュワが大統領になった方が良い」という声が噴出。しかしシュワはアメリカ生まれではないため、大統領選には出馬はできない。

■「安倍晋三首相、アメリカ国民を代表し、あなたを非常に有名なホワイトハウスに喜んで迎え入れましょう。」
この発言については「なんて愚かなことを」「安倍首相がホワイトハウスを知らないとでも?」という怒りの声も多くあがった。首相は過去にもホワイトハウスを訪問した経験がある。

■「#フェイクニュースCNNという呼び方を、#詐欺ニュースCNNに変えようかと思っている。」
自分に批判的なメディアを排除しようとする大統領は、メディアとの対立を激化させるばかりだ。

■「メキシコはシリアに次いで危ない国だ。ドラッグの取引が主な原因だ。壁を建てようぜ!」
これにつき大統領は太陽光パネルを並べたものを検討しており、「そうすればメキシコの負担も少なくなり合理的だ」としている。しかも「良いだろう? これは私のアイデアなんだ」と語っているが、実はそれより前にある会社から政府に提示されていた案で、大統領が思いついたものではない。

横柄で気が強いわりに、アメリカの歴史などについて知識の浅さを露呈してしまうこともあるトランプ大統領。それでも全く悪びれず周囲をねじ伏せようとする彼の態度に多くのアメリカ人が反発し、「このままでは支持者が離れる日も近い」という声もある。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)