ダニエル・デイ・キム『HAWAII FIVE-0』

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『HAWAII FIVE-0』チン・ホー・ケリー役のダニエル・デイ・キムが、シーズン8を前に降板することは当サイトでもお伝えしたが、その件について本人からのコメントが発表された。米Varietyなどが一斉に報じている。

降板の報道を受け、ダニエルは7月5日(水)に自身のFacebookにメッセージを投稿した。

「『HAWAII FIVE-0』ファンの皆様へ。私からのコメントが遅くなってしまい申し訳ありません。アメリカ独立記念日は、皆さんと同じように、家族や友人らと過ごしていて忙しかったので。今、皆さんにやっとお話しできます。もうすでに、多くの方が(降板の)ニュースを耳にしているかと思いますが、残念ながらそれは事実です。来週から撮影がスタートする『HAWAII FIVE-0』の次シーズンには出演しません。私自身は出るつもりでいたのですが、米CBSと合意できる契約を結ぶことができなかったので、非常に辛い決断でしたが降板する決心をしました。お別れをしなければいけないのはとても悲しいですが、それ以上に抱いている感情は"感謝の気持ち"です。スタッフや脚本家、この作品に関わった全ての人たちに対して、感謝の思いでいっぱいです。特にこれまでの長い間、ずっとサポートしてくれていた共演者の皆に感謝しています。この7年間、私にとってもう一つの家族でした。シーズン8も素晴らしい作品になることを願っています。

また、製作総指揮のピーター・M・レンコフ、アレックス・カーツマン、ロベルト・オーチーとCBSにも感謝しています。チン・ホー・ケリーというキャラクターを演じる私を信頼してくれて、ありがたく思っています。アジア系アメリカ人の俳優にとっては、キャスティングされるチャンス自体が稀であることを、身を持って理解しています。そのような状況の中で、ましてや、ケリーのように非常に細部まで作りこまれたキャラクターを私は演じることができました。彼を演じる機会がなくなるのが寂しいです。ケリーは、私や私の家族がとても愛している場所を背負った存在だったので、とても特別なキャラクターでした。

毎週、美しいハワイやハワイの人々を紹介できることを誇りに思っていました。ハワイの島々を"我が家"と呼べて光栄でした。地元の皆様には、マハロ・ヌイ・ロア(ハワイ語で、とても感謝している、の意味)とお伝えしたいです。

そして最後に、ファンの皆様にもありがとうと言いたいです。皆のメッセージを読みました。皆様がどれほど私にとって大切か、言葉では表現できません。本作がこんなにも成功したのは、"ファンの皆さん"のおかげであることは、絶対に、絶対に忘れません。そして世界中の皆とオンライン上や、実際に会って交流をしたことは最高の経験です。それができなくなるのが残念です。降板は難しい決断でしたが、落ち込まず、大きな視野で見てみてください。差別のない世界への道は容易なものではありません。ですが、今後を楽しみにしてもらえると思っています。私は楽しみにしています。『HAWAII FIVE-0』の次シーズンも素晴らしいものになります」

長文で、多大な感謝の気持ちを表したダニエルは、最後に、新作ドラマについても語った。「私は、俳優としてだけではなく、製作総指揮として、今秋から始まる米ABCの『THE GOOD DOCTOR(原題)』に参加します。皆、見てください。楽しめることがたくさんあります。それでは、アロハ。ありがとう」

ダニエルは、同時に降板が決定した共演者のグレイス・パークとともに、アレックス・オローリンやスコット・カーンと同等のギャラを求めていたが、CBSとの交渉は満足できるものではなかったという。アレックスとスコットは各シーズンの終わりに視聴率に応じた報酬をもらえる契約となっていたようだが、最終的にCBSが出した額は、アレックスやスコットのギャラよりも10〜15パーセント低かったようだ。(海外ドラマNAVI)