徳島・金ちゃんラーメンが台湾販路を拡大  張泰山選手がPR

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(台北 6日 中央社)徳島製粉(徳島県)が製造、販売する即席麺「金ちゃんラーメン」が台湾の大手スーパー「全聯福利中心」(PXマート)で販売開始された。5日に台北市内で発表会が開催され、徳島の野球チーム、徳島インディゴソックスでプレーしたことのある張泰山(40)が妻子とともに出席。商品をPRした。

全聯で販売されるのは金ちゃんラーメンと「金ちゃん焼そば」の2種類。金ちゃんラーメンは徳島で最も歴史の長い即席麺のブランドとされ、西日本ではよく知られる。これまでも台湾に輸出されていたが、販路は限られていた。

この日の発表会では、台湾のカリスマ料理人、阿発師(本名:施建発)が金ちゃんラーメンに台湾の食材を入れ、特別な調理法を披露。3分で特製ラーメンが出来上がり、出席者に振る舞われた。

張は今年1月末までの約1年間、徳島インディゴソックスに在籍。徳島でよく金ちゃんラーメンを食べていたエピソードを語り、「今日から、大好きな金ちゃんラーメンが台湾で買えることになって、大変嬉しい」と笑顔を見せた。

徳島製粉の田中忠徳専務は東日本大震災に対する台湾からの支援に感謝を示し、「日本となじみ深い台湾の人々に、金ちゃんラーメンの味を楽しんでもらいたい」と話した。金ちゃんラーメンの「台湾現地化」の可能性について記者から質問が飛ぶと、検討中であることを明かした。消費者の反応をみて、今後の販売戦略を立てるという。

飯泉嘉門・徳島県知事は発表会に出席できなかったものの、あいさつを寄せ、「徳島県と台湾の食の交流、観光文化交流を促進し、双方の絆を育んでいきたい」とのメッセージが代読された。

(楊明珠)