エバートン復帰に迫るルーニー(右)。マンチェスター・Uはそんな背番号10をルカク(左)獲得のための秘策として使用する算段のようだ。 (C) Getty Images

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 マンチェスター・ユナイテッドに所属するイングランド代表FWのウェイン・ルーニーは、古巣エバートンへの復帰に向かっているようだ。複数のイギリス・メディアが現地時間7月5日、エバートン会長のビル・ケンライト氏が選手の代理人と会談したことを報じた。
 
 昨シーズンのルーニーは、マンチェスター・Uの通算得点記録(250)を更新しながらも、低調なパフォーマンスに終始。ジョゼ・モウリーニョ監督の下で出場機会を失った。
 
 4月に前十字靭帯の断裂の大怪我を負ったズラタン・イブラヒモビッチとの契約を更新せず、その代役の獲得もまだ決まっていないマンチェスター・Uだが、ルーニーは新シーズンもモウリーニョ監督の構想から外れているようだ。
 
 昨年11月16日のスコットランド戦以降、イングランド代表でも出場の無いルーニーにとって、ロシア・ワールドカップが迫るシーズンを前にした今夏の決断は、キャリアにおいて重要になるのは言うまでもない。そして、その新天地の筆頭候補が2004年まで所属していた古巣エバートンというわけだ。当人は以前から「プレミアリーグではエバートンとマンチェスター・Uのユニホームしか着ない」と公言してもいた。
 
 ケンライト会長とルーニーのエージェントが会談したことで、イギリス・メディア『BBC』は、「エバートンがより関心を強めている」と報道。英紙『ガーディアン』は「交渉が進んだ」、『テレグラフ』紙は「獲得に近づいている」と伝え、母国メディアは大半が「マンU退団に前進」と伝えている。
 
 2019年6月までマンチェスター・Uとの契約が残すルーニーだが、ガーディアン紙やテレグラフ紙は、「マンチェスター・Uがフリートランスファーを認める可能性がある」と報じた。またテレグラフ紙によると、両クラブがサラリーを分担してレンタル移籍とする案も浮上しているという。
 
 いずれにしても、間違いなくルーニーはエバートン復帰へ向かっている。となれば、気になるのはマンチェスター・Uの新FW獲得動向だ。テレグラフ紙は、赤い悪魔がルーニーの古巣復帰を餌にエバートンのロメル・ルカク獲得を計画していると報じた。
 
 獲得に1億ポンド(約140億円)を要するとも言われるルカクは、これまでチェルシー復帰に近づいているとされてきた。だが、英紙『デイリー・メール』は、「マンチェスター・Uがチェルシーからルカクを『ハイジャック』するかもしれない」と書き綴っている。
 
 その一方で、スペイン紙『マルカ』は、マンチェスター・Uが「レアル・マドリーのアルバロ・モラタ獲得に切迫している」と主張している。
 
 これまで選手とは合意しながら、移籍金を巡るクラブ間交渉の難航が伝えられていたが、同紙によればマンチェスター・Uがオファーを7500万ユーロ(約96億円)まで引き上げ、R・マドリーの要求額との差が500万ユーロ(約6億4000万円)まで縮まったという。
 
 ルーニーは13年ぶりにマンチェスター・Uからエバートンに復帰するのか? そして新たにチームに加わるのは、ルカクなのか、モラタなのか、それとも……。ビッグディールになりかねない事柄だけに、今後の進展に注目だ。

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