フィリピン南部ミンダナオ島で演説する同国のロドリゴ・ドゥテルテ大統領(2017年7月5日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】フィリピンのロドリゴ・ドゥテルテ(Rodrigo Duterte)大統領は5日、貨物船の乗組員が誘拐され、そのうちのベトナム人2人が首を切断され遺体で発見された殺害事件について、怒りをあらわにし、犯行に関わったとみられるイスラム過激派組織の戦闘員を生きたまま食べてやると発言した。

 遺体で見つかった2人はベトナム籍の貨物船の乗組員で、昨年11月に他の4人の乗組員とともに人質として誘拐されていたが、ミンダナオ(Mindanao)島の南部沖で5日にフィリピン軍によって遺体で発見された。

 フィリピン軍は、南部を拠点とするイスラム過激派組織「アブサヤフ(Abu Sayyaf)」による犯行とみている。アブサヤフは地域一帯で身代金目的の誘拐を繰り返しており、身代金が支払われない場合には人質を斬首することもある。

 ミンダナオ島で地元の高官らを前に演説したドゥテルテ大統領は、殺害された2人の画像が写し出された携帯電話を掲げながら「やってほしいなら、お前たちの肝臓を食べてやる。塩とビネガーを持ってこい、お前たちの目の前で食べてやる」「何でも食べてやる。えり好みはしない。のみ込めないものだって食べてやる」と怒りをあらわに、ののしるように発言した。
【翻訳編集】AFPBB News