6月17〜24日に開催されたCannes Lions(カンヌライオン国際クリエイティビティフェスティバル)。時代の流れと共に、数年前から、デジタル色を帯びた広告アイディアが多くなった。

しかしながら、このシンプルな広告は、極めてクラッシックなアプローチで「プリント」と「アウトドア」の2部門で金賞を受賞。インパクトがあって、見事にW受賞したクリエイティブを覗いてみよう。

トランプが叫ーーーーーーぶ

この広告主は、ドイツの新聞紙「DER TAGEEPIEGEL」。ドイツといえば、G7後に、メルケル首相が「欧州が同盟国だけに依存できる時代は、ある程度終わった。自分たちの運命に立ち向かうべきだ」と言明したことが記憶に新しい。つまり、名指しこそはしなかったが、トランプ米大統領の独断かつ、非協力的な姿勢に対して強い疑問を提起したのだ。

この広告を制作したドイツの広告代理店Scholz & Friendsのチームによると、昨年ドイツでは、米国の大統領選は、最大のニュース・トピックの1つだったとのこと。このキャンペーンは、印刷というスタイルにもかからわず、SNSでも多くの拡散があったらしい。

ちなみに、同じトリックでのシリーズ広告は、以下の2つ。難民問題とUEFA EURO 2016というサッカーの大会。どちらもドイツ国民にとって大きな関心事となったトピックがモチーフとして選ばれたようだ。

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