ツール・ド・フランス、第5ステージ(ヴィッテルからラ・プランシュ・デ・ベル・フィーユ、160.5キロメートル)をまとめたコンボ写真(2017年7月5日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】ツール・ド・フランス(2017 Tour de France)は5日、第5ステージ(ヴィッテルからラ・プランシュ・デ・ベル・フィーユ、160.5キロメートル)が行われ、アスタナ(Astana Pro Team)のファビオ・アール(Fabio Aru、イタリア)がステージ優勝を飾り、総合連覇を目指すチームスカイ(Team Sky)のクリス・フルーム(Chris Froome、英国)は総合首位に躍り出た。

 ステージ2位にはクイックステップ・フロアーズ(Quick Step Floors)のダン・マーティン(Dan Martin、アイルランド)が入り、トップと20秒差の3位でフィニッシュしたフルームが、チームメートのゲラント・トーマス(Geraint Thomas、英国)からマイヨ・ジョーヌ(イエロージャージー)を奪取した。

 残り2.4キロメートルでアタックを仕掛け、マーティンに16秒差をつけてフィニッシュしたアールは、10秒のボーナスタイムを得てフルームと14秒差の総合3位に浮上。2015年の第ブエルタ・ア・エスパーニャ(70th Vuelta a Espana)王者のアールは、ツールのフルーム王朝を終わらせる優勝候補に名乗りを上げた。

 ジロ・デ・イタリア(Giro d'Italia)とブエルタに続き、三大ツール(グランツール)でステージを制したアールは、けがで今年5月のジロを欠場しており、「まずはこの勝利を楽しんでいるよ。国内選手権でもタイトルを獲得したけど、その前は厳しい時間を過ごしていたからね」とコメントした。

「難しいレースだしライバルは強敵だ。ツールに出場できるとは思っていなかったから、日を追うごとに調子を上げていこうと思っていた。目標はジロだったけど、残念ながらけがをしてしまった」

 一方、BMCレーシングチーム(BMC Racing Team)のリッチー・ポート(Richie Porte、オーストラリア)を同タイムのステージ4位に抑えたフルームは「イエロージャージーを取り戻せたのはうれしいが、レースはまだ先が長い」と語った。

「アールはクリテリウム・ドゥ・ドーフィネ(Criterium du Dauphine 2017)でも絶好調で、きょうはそれを証明した。ファビオはこれからマークしておくべきライバルの一人になるだろう」
【翻訳編集】AFPBB News