よく「星を見ると目が良くなる」という話を耳にしませんか?劇的に視力が回復するわけではありませんが、確かに星を眺めることで視力の低下を食い止める効果はあります。ここでは、星を見ることで得られる効果についてご説明しますね。ぜひ夜空に光る星を眺めて目の健康をキープしてください。

星を眺めることで目にもたらされる影響

どうして星を眺めることが目に良いとされているのでしょうか?それは「遠くを見る」ことが理由。人の目には「毛様体筋」と呼ばれる筋肉があります。毛様体筋はレンズの厚さを調整する存在で、近くを見ているときはギュっと縮み、逆に遠くを見ているときはゆるく伸びています。近くのものばかりを見ていると、毛様体筋は縮んだままでリラックスできません。そのため視力が下がり、「近視」と呼ばれる状態に。夜空の星は遠くにありますから、星を眺めることで自然と遠くを見て毛様体筋をリラックスさせることができます。毛様体筋を定期的にリラックスさせておけば、視力が下がるのを食い止めて目を健全な状態でキープできるのです。

星を見るなら星座を探すと尚良し

星を眺めることは目をリラックスさせる良い行動ですが、1点にばかり集中して見続けるのはおすすめできません。1点だけを凝視していると目が疲れてしまいます。そのため、星を眺めるときは星と星を繋ぎながら星座を見つけるのがおすすめ。指を使って正座をなぞりながら空を眺めてみましょう。夏ならデネブ・アルタイル・ベガの「夏の大三角」、冬なら見つけやすい「オリオン座」など…。天体観測を楽しみながら夜空を眺めてみてくださいね。

星を見ることは疲れ目やストレスの緩和にもなる

星を見ることは視力低下の予防にも効果を発揮しますが、実は疲れ目やストレスの緩和にも適しています。近くのものばかりを見るデスクワークなどの後は、積極的に星を眺めて毛様体筋をリラックスさせてあげましょう。目にかかっている負担を緩和して、眼精疲労がなくなります。またのんびりと星を眺めることで、視界が開けて気分をスッキリとさせる効果があります。日中のように空が眩しすぎないため、目や神経に余計な刺激を与えずリラックス状態をつくります。忙しい現代社会だからこそ、星を眺める時間をつくって考え事をしながら心の整理をするのも良いですね。そんなに時間はかかりませんし、空を眺めるだけですからコストも手間も不要。今晩からでも星を眺める習慣をつけてみてください。


writer:さじや