中国アリババがAIスマートスピーカー「Tmall Genie」発表。中国ECサイトTmallでの買物に対応
各社の参入が相次ぐスマートスピーカーですが、今度は中国から新製品が登場します。中国最大のECサイト TaobaoやTmallを擁するAlibabaが、独自の音声AIアシスタントAliGenieを搭載するスマートスピーカーTmall Genie(天猫精灵X1)を発表しました。

どことなくAmazon Echoに似た円筒形のシルエットですが、アクティブな状態ではリング状のLEDが明暗するなどハードウェア的にもEchoと似ています。6つのマイクを搭載し、ノイズリダクション技術などを駆使して音楽を再生中でも5m離れた声を認識できるとしています。

その音声認識では、音楽再生やニュースの読み上げ、各種スマートホームの制御はもちろんのこと、ECサイト Tmallからの買物にも対応。さらに、声紋認識を行い利用者を特定することが可能とのことです。



Alexaの「スキル」と同様に各種サービスと連携を行いますが、現在は40個ほど。まだまだ少ないようですが今後追加されていくのでしょう。

Tmall Genieは1000台限定のパブリックベータという扱いで、現在、購入登録を受け付け中。価格は499元(約8000円)で7月17日発売です。この1000台のベータ版からフィードバック得て、それを量産版に活かすとのことです。ただ、その量産版の発売がいつになるのかは明らかにされていません。

スマートスピーカーと言えばAmazonのEchoを筆頭に、GoogleのGoogle Home、AppleのHomePod、MicrosoftのInvoke、Essential ProductsのEssential Home、SamsungがBixbyを搭載したVegaを開発中というニュースもあり、日本国内ではLINEのWaveも控えています。

この分野ではAlexa(Amazon Echo)の一人勝ちかと思っていましたが、中国最大のECサイトを抱えるAlibabaだけに、Tmall Genieが本格的に参戦してくると世界シェアではひっくり返る可能性も出てきそうです。もっとも、各国市場毎に棲み分けができるのかもしれませんが。