5日、韓国経済新聞によると、韓国では梅雨入り以降、気象庁の天気予報が連日外れたことから人々の不信感が高まり、海外の予報をチェックする「気象亡命族」が増加している。写真はソウル・光化門広場。

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2017年7月5日、韓国経済新聞によると、韓国では梅雨入り以降、気象庁の天気予報が連日外れたことから人々の不信感が高まり、海外の予報をチェックする「気象亡命族」が増加している。

韓国気象庁は6月30日、韓国が本格的な梅雨に入ったとして「今後前線の影響で全国的に雨が多く降る。ソウルは1週間雨」との中期予報を出した。しかし1週間もたたない7月5日、今度はソウルや京畿道(キョンギド)、済州(チェジュ)の一部など広い範囲に猛暑注意報を発令することになった。

この他にも、「雨は降らない」と予報した日に雨が降ったり、反対に「雨が降る」と予報した日に晴天が広がるなど、中期予報はおろか翌日の予報すら外れる状態が続いているという。ある屋外イベント会社の関係者は「気象庁の天気予報を信じてキャンセルする客が少なくない。イベント当日に晴れ渡った空を見ると税金が惜しく感じる」と話す。

このため、韓国気象庁の予報に失望して海外のウェブサイトで天気予報を確認する人が増えているのだ。英国や米国のものが代表的で、インターネットコミュニティーやブログでは「韓国の気象庁より的中率が高い海外の気象予報サイト」「日本の気象庁で国内の天気を確認する方法」などのスレッドもあちこちで立っているとのこと。

ただし、韓国の気象庁にも言い分があるようだ。まず中期予報が外れたのは「台風3号の進路予測が難しかったため」。朝鮮半島北方からの冷たい空気の流れと済州道南方の台風3号が北上する力のバランスにより梅雨前線が中部地方にとどまっていたが、台風が予想より早い速度で日本側に旋回したため梅雨前線が早く南下したというのだ。また、「台風経路を正確に予測するモデルはまだ世界的に開発されていない」という。

一方、3日以内の天気を予想する短期予報が外れたことについては「今回の梅雨の特性と関連がある」と説明、「今回の梅雨は局地的に大雨が降るのが特徴。降水量の地域偏差が大きいため予報が困難なのは事実」とした。

この報道に、韓国のネットユーザーからは「毎年同じようなことを言われているのに、なぜ改善しないんだろう?」「それなら外国のサイトはどうやって予報を的中させてるの?」「日本は台風が来てもよく当ててるよ」と韓国の気象庁への非難コメントが数多く寄せられている。

また、「気象庁の仕事もお気楽だね。大体を予想して、違うと思ったら直せばいいんだから」「だから公務員はたたかれる。これが民間企業ならとっくにクビになってるよ」と、公共機関への厳しい声も。

中には皮肉をたっぷり込めて「3時間予報に集中しよう。まずは3時間後だけでも当ててみて」と提案するコメントも寄せられた。(翻訳・編集/松村)