株式会社ピクスは、パナソニック株式会社のリアルタイムトラッキングを基盤とした、3Dプロジェクションマッピングシステムを開発し、同システムを用いたライブエンターテイメントショー「EXISDANCE」を米国フロリダ州・オーランドにて開催されたAV機器展「InfoComm2017」にて発表した。

リアルタイムトラッキング&プロジェクションマッピング「EXISDANCE」

「EXISDANCE」は空手と日本のテクノロジー&カルチャーを象徴するような身体の動きをミックスさせたダンスに、映像が高速追従し、その世界観を拡張演出するというライブショー。同プロジェクトはプロジェクターの開発を手掛けるパナソニックと映像制作とそれにまつわる様々なソリューションを提案するピクスとの共同開発によって実現した。

第一弾となる高速追従マッピングデモコンテンツ「Animated Cloth」は2016年のCESにて発表され、国内でもグッドデザイン賞を受賞している

通常のプロジェクターが1秒間に30〜60枚を描画するのに比べ、同システムは毎秒1920枚を描画する事が可能(トラッキングのためのセンシングは960fps)。画質も明るさ10,000lm、フルHD(1920×1080)を実現している。2Dでの高速追従に加え、回転、傾きにも対応可能なシステムとなっている。

同作では最新のテクノロジーを用いつつも、日本の文化を感じさせるような、伝統と革新の融合が大きなテーマとなっている。ショーの全体演出を務めたのは映像制作、演出を得意とする安藤隼人氏(P.I.C.S.management)。ダンサーにはミッシー・エリオット、ファレル・ウィリアムスのバックダンサーを務めるKikkyを起用。また、本プロジェクトではリアルタイムレンダリングエンジンUnity3Dを使い、ダンサーの動きをリアルタイムに3D空間へ反映した、立体感のある表現を可能にしている。