フランス中部リモージュの展示会でサブマシンガンを持つ男性(2017年3月8日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】フランスで、テロ対策で監視対象になっているにもかかわらず、合法的に銃を所有しているとみられる人物が約100人に上ることが分かった。ジェラール・コロン(Gerard Collomb)内相が5日の議会公聴会で、当局が特定したことを明らかにした。6月にパリ(Paris)で起きた車突入事件の容疑者が監視対象者なのに銃免許を持っていたことが判明し、同内相が調査を命じていた。

 6月19日に起きたこの事件では、銃愛好家として知られていたイスラム過激派の容疑者が武器やガスボンベなどを積んだ車を警察車両に突っ込ませた。フランスでは2015年以来、イスラム過激派による襲撃が相次いでいる。

 死者はアダム・ジャジリ(Adam Djaziri)容疑者(31)だけだったが、容疑者が2年前に治安当局の監視対象になっていたにもかかわらず、合法的に複数の銃器を所有できていたことが問題視されていた。

 コロン内相は事件の2日後、地元紙フィガロ(Le Figaro)の取材に、同じような例がないか調査を命じたと述べていた。

 コロン内相は5日、新たな反テロ法案に関する上院公聴会で証言し、ジャジリ容疑者のように、過激主義者として監視対象リストに入っているにもかかわらず銃の所有者として登録されている人物「約100人を特定した」と明らかにした。

 その上で、攻撃を企てた者が監視対象者として記録されていたと述べ、「機能不全が生じていることの表れだ」との認識を示した。
【翻訳編集】AFPBB News