16-17フランス・リーグ1第38節、オリンピック・リヨン対ニース。得点を喜ぶオリンピック・リヨンのアレクサンドレ・ラカゼッテ(2017年5月20日撮影、資料写真)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】イングランド・プレミアリーグのアーセナル(Arsenal)は5日、フランス・リーグ1のオリンピック・リヨン(Olympique Lyon)から、移籍金6000万ユーロ(約76億8000万円)でアレクサンドレ・ラカゼッテ(Alexandre Lacazette)を獲得した。リヨンもクラブの公式ウェブサイトで声明を発表し、当初は5300万ユーロ(約67億9000万円)だった移籍金が、これまでのクラブ史上最高額を更新したと明らかにしている。

 リヨンは先月、ドイツ・ブンデスリーガ1部のバイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)にコランタン・トリソ(Corentin Tolisso)を放出し、それまでの最高額となる4750万ユーロ(約58億円)の移籍金を受け取っていた。対するアーセナルは、2013年にスペイン1部リーグのレアル・マドリード(Real Madrid)からメスト・エジル(Mesut Ozil)を獲得した際の移籍金5000万ユーロ(約65億円、当時)以上の金額を支払っている。

 英メディアの報道で5年間の「長期契約」を結んだと伝えられている26歳のラカゼッテについて、アーセナルのアーセン・ベンゲル(Arsene Wenger)監督は、「アレクサンドレが加入したことをとても喜んでいる。彼はここ数年間で、その得点力と高い才能を示してきた」とコメントした。

「彼にはまた、非常に興味深い技術と強力な個性を持っている。彼はわれわれにとって素晴らしい戦力になり、優勝争いに貢献してくれることだろう」

 フランス代表として通算11キャップを記録しているラカゼッテだが、最近2年間では出場2試合にとどまっており、アーセナルに移籍することで来年のW杯ロシア大会(2018 World Cup)を控える同国代表の座を確保する後押しになることを願っている。

 昨季はリーグ5位に終わり、19年ぶりに欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League)の出場を逃したアーセナルは、ラカゼッテの加入で前線に必要な爆発力が加わることを期待している。

 計30試合に出場したリーグ戦の28得点を含め、昨季の公式戦で37得点を稼ぎ出したラカゼッテは、アーセナルのウェブサイトで「毎試合100パーセントの力を注ぎたい。自分がアーセナルのユニホームにふさわしいことを示し、チームのタイトル獲得に全力を尽くしていきたい」と述べた。

「アーセナルにはフランス人選手がたくさんいるのでなじみやすいと思う。個人的な意見として、アーセナルはイングランドのサッカー界で最高のプレーをしていると思っていて、ここに来ることを心から望んでいた」

 12歳からリヨンに所属していたラカゼッテは、リーグ1での通算100得点を含めトップチームで計129得点を記録。昨季は同リーグで3季連続で20得点以上をマークし、1992年のジャン・ピエール・パパン(Jean-Pierre Papin)氏以来となる快挙を成し遂げた。
【翻訳編集】AFPBB News