ナタリー・モラレス

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人気ドラマ『GIRLS/ガールズ』や『新ビバリーヒルズ青春白書』などで活躍している女優のナタリー・モラレスが、サイトに投稿したエッセイの中で自身のセクシュアリティについてカミングアウトした。米HuffPostが伝えている。

ナタリーは現地時間の6月30日(金)に、女優でコメディエンヌのエイミー・ポーラーが立ち上げたSmart Girlsというサイトにエッセイを寄せた。「私は自分のことについて多くを語るタイプではない」という書き出しから始まった文章には、これまで多くを語ることのなかったプライベートが明かされている。

そのエッセイの中では、ナタリーにとって初めての恋人だった人物についても詳しく述べられている。相手は高校時代に付き合ったケイティという、自信と誇りを持ったオープンな両性愛者だったようだ。その数年後にロサンゼルスに引っ越したナタリーは、友人にカミングアウトしたという。

「私は何か特定のジェンダーに惹かれることはないわ。みんなに魅了されているの。どんな人もそれぞれが素晴らしい、大きな世界を持っているわ。私が惹かれるのは、知りたい、愛したい、守りたい、大事にしたい、そう思える人」

また、「自分自身や他の誰かにレッテルを張ることは好きじゃないけど、私のことを理解してくれるなら、私は"クィア"(※)だと打ち明けるわ。それは単純に、ストレート(異性愛者)じゃないということよ。それがすべて。以前まではその言葉がとても恐ろしいものだったけど、本当はそうじゃないのよね」とも綴っている。(※元々は同性愛者への蔑称であったが、現在ではセクシャル・マイノリティーそのものや、自身の性自識や性的指向が自由な人々を指し、肯定的な意味でも用いられるようになった。頭文字をとって"Q"とも)

また、ナタリーは自分がカミングアウトを決断したきっかけについて、「最近でこそクィアだとカミングアウトしても、そこまで問題視されなくなったかもしれないけど、私たちにとってまだまだ良くない環境だから」と続け、チェチェン共和国に同性愛者の強制収容所があることや、昨年フロリダのゲイクラブで起きた銃乱射事件により49名もの命が奪われたことに言及した。

ナタリーは「みんながTVでよく見る人たちもLGBTQの一人なのだと知ってもらうことが重要なんだと思った。だから、もし今まで、誰が同性愛者なのか知らなかったのなら、これから知ってほしい」と訴え、過去の自分と同じように怖がっている子どもたちに向け、「あなたは変じゃない。あなたは悪くない。あなたは罪深くなどない。(中略)あなたは生まれた時からこの世界の大切な一部で、私はあなたに会いたい。本当のあなたに」とメッセージを送った。(海外ドラマNAVI)