エルサレムのイスラエル大統領府で、共同声明の発表の後握手するインドのナレンドラ・モディ首相(左)とイスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相(2017年7月4日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】インドのナレンドラ・モディ(Narendra Modi)首相が同国の首相として初めてイスラエルを訪問し、5日、エルサレム(Jerusalem)でベンヤミン・ネタニヤフ(Benjamin Netanyahu)首相と会談した。両首相は、技術革新のための4000万ドル(約45億3000万円)規模の基金設立のほか、衛星技術、水、農業といった分野の一連の協力で合意したと明らかにした。

 インドはイスラエルから年平均10億ドル(約1130億円)相当の軍事装備を購入しているが、これらの合意を通じて民生部門でも両国関係を深めようとしている。

 国営のイスラエル航空工業(IAI)は同日、インド企業と2件の契約を結んだと発表した。

 モディ首相は4日から3日間の日程でイスラエルを訪問。両首相は温かいあいさつを交わし、この訪問を「歴史的」「画期的」とたたえている。

 モディ首相は「両国の戦略的利益を守るため共に一層取り組むことや、サイバースペースを含め、増大する過激派やテロとの戦いで協力していくことでも合意した」とも述べた。

 インドはイスラエルと25年前に国交を樹立。ただ、かねてパレスチナ国家への支持を表明しており、イスラエルとの結びつきを避けてきた。

 しかし近年、両国関係は雪解けムードにあり、インドは特に軍事装備の調達で伝統的な同盟国ロシアからの依存脱却を目指して、イスラエルとの防衛関係を緊密にしようとしている。
【翻訳編集】AFPBB News