米ニューヨークの国連本部での安全保障理事会緊急会合の会場に到着したロシアのウラジーミル・サフロンコフ国連次席大使(2017年7月5日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】北朝鮮による大陸間弾道ミサイル(ICBM)発射を受けて国連安全保障理事会(UN Security Council)は5日、緊急会合を開いた。米国のニッキー・ヘイリー(Nikki Haley)国連大使は北朝鮮に対する新たな制裁決議案を提出すると表明。一方、ロシアは追加制裁に反対し、北朝鮮の後ろ盾である中国も対話による解決を求めた。

 ヘイリー大使は会合で「北朝鮮のICBM発射は明確かつ急速な軍事力の増大」を示すものだと指摘。「われわれは数日のうちに、北朝鮮が新たに増大させた分に見合った対応を国際社会に促す決議を安保理に提示する」と述べた。

 さらに同大使は「われわれが持つ能力の一つは強大な軍事力だ。必要に迫られれば、それを行使する。しかし、そうした方向に進まざるを得なくなることは望まない」と語った。

 北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン、Kim Jong-Un)朝鮮労働党委員長は、今回の初のICBM試射について「米国のろくでなしども」への贈り物だとしている。

 一方、ロシアのウラジーミル・サフロンコフ(Vladimir Safronkov)国連次席大使は席上、新たな対北朝鮮制裁に反対すると述べ、軍事的な選択肢は「容認できない」と表明した。

 中国の劉結一(Liu Jieyi)国連大使も、北朝鮮をめぐる危機に対処する上で軍事行動は「選択肢にない」と言明した。
【翻訳編集】AFPBB News