ごめん愛してる、過保護のカホコ、ウチの夫、僕やり……2017年夏ドラマ注目の主題歌は?

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 2017年4月期はシェネル「Destiny」や神様、僕は気づいてしまった「CQCQ」、亀と山P「背中越しのチャンス」などが話題を集めたドラマ主題歌。今期はどんなヒット曲が生まれるのか。徐々に放送がスタートしている7月期のドラマ主題歌を傾向別に分類し、考察した。

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■メインキャストが歌う

 『カルテット』(TBS系)で松たか子、満島ひかり、松田龍平、高橋一生によるDoughnuts Holeが「おとなの掟」で主演ドラマの主題歌を担当していたのも記憶に新しいが、今期もTBS系火曜22時枠のドラマ『カンナさーん!』(7月18日スタート)では、AIと主演の渡辺直美が歌う「キラキラ feat. カンナ」が主題歌に。ダンスのイメージが強い渡辺だが、ダイナマイトボートレースのTVCM「『渦潮』篇」では歌唱力の高さと声量を披露しており、AIとどんなデュエットを聴かせるのか楽しみだ。

 そして一足早く6月からスタートした『孤食ロボット』(日本テレビ系)では、メインキャストの有岡大貴・睫斃彩蕁Ε浪欺光(Hey! Say! JUMP)によるユニット、A.Y.T.の「Are You There?」が主題歌となっている。3人がアンドロイドに扮する、というドラマの設定に添ったようなテクノポップ調の楽曲。<ライラ ライラ ライラ ライ…>というサビ部分からはキャッチーながらどこかゆるい雰囲気も感じられ、“おひとりさま”をサポートするというハートウォーミングなドラマを彩る曲と言えるだろう。

■豪華な作家陣にも注目

 今期はMrs. GREEN APPLE、雨のパレードなど若手バンドも起用される一方、豪華な作家陣を迎えたアイドルやボーイズグループの楽曲も多く見られる。錦戸亮主演の『ウチの夫は仕事ができない』(日本テレビ系・7月8日スタート)の主題歌、関ジャニ∞「奇跡の人」はさだまさしが作詞作曲を手がけ、公式サイトには「関ジャニ∞流の『関白宣言』が誕生しました!!」とある。ユニコーンやBEGINらが参加した最新作『ジャム』で音楽的な可能性を広げた彼らが、さだの楽曲をどう歌いこなすのか期待が高まる。

 さらに、オカモトショウ(OKAMOTO’S)が作詞作曲を手掛けたDISH//の「僕たちがやりました」もフジテレビ系の同名ドラマの主題歌に。<生きろ>と切実な思いを歌うロックナンバーで、DISH//のメンバー5人のボーカルが次々と入れ替わる疾走感溢れた楽曲だ。レコーディングにはOKAMOTO’Sのメンバーも集まって“一発録り”をしており、逃亡劇を描くスリリングなストーリーをより盛り上げていきそうだ。

■ドラマ主題歌定番の顔? 社会現象級のヒットなるか

 今やドラマ主題歌常連、となりつつある星野源が「SUN」「恋」に続き「Family Song」で『過保護のカホコ』(日本テレビ系・7月12日スタート)の主題歌を担当。また、武井咲主演の『黒革の手帖』(テレビ朝日系・7月20日スタート)には福山雅治の「聖域」が、有田哲平が主演、コムアイ、DOTAMA、ACEも出演する『わにとかげぎす』(TBS系・7月19日スタート)にはTOKIOの「クモ」(作詞作曲:長瀬智也)が起用されるなど、一大ムーブメントを起こし得る可能性を秘めた楽曲たちにも注目が集まる。

 中でも期待が高まるのが、長瀬、吉岡里帆らが出演する『ごめん、愛してる』(TBS系・7月9日スタート)主題歌の、宇多田ヒカル「Forevermore」。プロデューサー・清水真由美が“2010年代を代表するラブソング”をリクエストしたという同楽曲では、心地良くも切なさを帯びた宇多田のボーカルをじっくりと聴くことができる。まだ全編を聴くことはできないが、実際のオンエアで親子、男女の愛を描くシリアスなドラマをどう彩るのか楽しみにしたい。

 作品の展開を盛り上げるメロディ、ストーリーと密接に関係する歌詞など、ドラマに欠かせない存在である主題歌。今期は作品にどんな演出効果をもたらすのか。それぞれの放送をチェックしたい。(村上夏菜)