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複雑な機構ですが、原型は11世紀以前に誕生したもの。

クラウドファンディングサイトのKickstarterに、ハンドルを回してキーを押さえて演奏する木製楽器「ハーディ・ガーディ」の木製組立キット『UGEARS Hurdy-Gurdy』が登場しました。雑貨屋で流れていそうな優しい音を奏でるこの楽器は、緻密なデザインと機構を購入者が自分で組み立てられる、遊び心あふれるプロダクトとなっています。

これはピアノ?それともバイオリン?





本体底部のハンドルを回し、ホイールを回転させることで、縦に張られた2本の弦を振動させて音を出す、というのが「ハーディ・ガーディ」の仕組みです。片方の弦はメロディーを、もう片方の弦はバックグラウンド・サウンドを担当します。そしてギターで言うところのネックの側面に備え付けられたキーで弦を押さえて音程を変化させる、なんとも不思議な演奏スタイルなのです。言うなれば、ピアノとバイオリンの中間といった楽器でしょうか。その民族楽器的な優しい音は一聴の価値があります。



一般的な弦楽器と同じく、音の微調整はネックにあるペグで行います。またホイールにワックスを塗れるロージンバッグが付属するなど、購入後にメンテナンスをしながら長く使えるよう配慮されているのはうれしいですね。

誰でも簡単に組みたて可能





冒頭でお伝えした通り『UGEARS Hurdy-Gurdy』は組み立てキットになるので、購入者が自分で作り上げる必要があります。とはいえ、部品はあらかじめレーザーによって板木から切り出されているそうなので、木版からパチパチっと部品を切り離してはハメ込んでを繰り返せばOK。組み立てに接着剤や特殊な工具は必要なく、すべて手作業でできるそうですよ。

『UGEARS Hurdy-Gurdy』のプロジェクトはすでに目標金額を達成しており、現時点では49ドル(約5500円)の出資で入手可能。製品の出荷時期は2017年10月。送料27ドル(約3000円)で日本への配送にも対応してくれるようです。自分で演奏するのも楽しそうですが、友人へのプレゼントにしても喜ばれそうですね。



文/塚本直樹

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『Hurdy-Gurdy』プロジェクトページ(英語)