"マレー・マウンテン"が大会3日目の熱望スポットに [ウィンブルドン]

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 イギリス・ロンドンで開催されている「ウィンブルドン」(7月3〜16日/グラスコート)の3日目。

 10時半が過ぎた頃、"マレー・マウンテン"の最高の場所を手に入れるためのレースが開始された。かつて"ヘンマン・ヒル"との異名で知られたウィンブルドンの1番コート横の丘は、イギリス人選手のアンディ・マレーと、女子のジョハナ・コンタがセンターコートで2回戦をプレーする予定になっているがゆえに、ウィンブルドン3日目の熱望されるスポットとなった。

 というのも、センターコートのチケットを持たない何千という観客たちは、巨大スクリーンで試合を観るため、よくこの丘(山)に集う。

 この丘は、一時代前のトップ選手の一角で、もうひとりのイギリス人プレーヤーだが、一度もタイトルを獲ったことのなかったティム・ヘンマンにちなんで、"ヘンマン・ヒル"と名付けられた。しかしこのあだ名は、マレーがトップシーンに登場し、最終的に2013年にウィンブルドンで優勝することで、母国の英雄の到来を77年待ち続けた国の長き渇きに終止符を打ったとき、"マレー・マウンテン"へと移行した。

 水曜日に第6シードのコンタは、ドナ・ベキッチ(クロアチア)とセンターコートの最初の試合をプレーした。7-6(4) 4-6 10-8というマラソンマッチの末、コンタが母国のファンの期待に応えた。マレーはそれに続き、ダスティン・ブラウン(ドイツ)と対戦した。

 2度ウィンブルドンを制した第4シードのラファエル・ナダル(スペイン)は、マレーの試合後にドナルド・ヤング(アメリカ)と対戦する。また、5度の優勝経験を持つビーナス・ウイリアムズ(アメリカ)は1番コートでワン・チャン(中国)と対戦する予定だ。(C)AP(テニスマガジン)

※写真は「ウィンブルドン」の会場内にある"マレー・マウンテン"。世界1位でイギリスの英雄であるアンディ・マレーの名で呼ばれている。この日はマレーと、イギリス女子のホープであるジョアナ・コンタも登場し、ファンは大スクリーンを前に"山"を埋めた。(撮影◎小山真司/テニスマガジン)