月額108円で利用できる、セキュアなIoT向け低価格SIMをNTTコミュニケーションズが提供開始へ!

NTTコミュニケーションズは3日、同社がNTTドコモから回線を借り入れて仮想移動体通信事業者(MVNO)として提供している企業向けモバイルネットワークサービス「Arcstar Universal Oneモバイル グローバルM2M」において月の通信量が1MB以下であれば月額108円(税込)で利用できるIoT向け低価格サービス「100円SIM」を2017年7月3日(月)より提供開始したと発表しています。

一般的な「格安SIM」サービスと違ってArcstar Universal Oneモバイル グローバルM2Mの閉域VPN網にアクセスすることができ、閉域網なのでパブリックなインターネットには接続できないようになっています。なお、月の通信量が1MBを超えた場合は、1MB超過毎に108円別途料金が発生します。

【セキュアなIoTデバイスを提供可能】

100円SIMを装着したデバイスは、Arcstar Universal Oneモバイル グローバルM2Mを経由して、Microsoft AzureやAWS、NTTコミュニケーションズのEnterprise Cloud、Things Cloud、パートナーアプリケーションなどといったIaaSまたはSaaS上のサービス、アプリケーションと通信することができます。

昨今、インターネットに接続されたIoTデバイスに対して外部から乗っ取ったり、ウイルスを感染させて大規模な被害を発生させる事件が多発しています。しかし、閉域網で通信が完結していれば、インターネットに接続されているIoTデバイスと比べて、貼るかにセキュアなIoTデバイスを業者は提供できるようになります。

またポータルサイトからSIMカードの利用や休止を一元的に管理、データ通信量の確認や通信量が閾値を超えた場合のアラート設定などによる利用状況の可視化ができるため、特に多数のSIMカードを利用する場合の管理稼働を削減することができます。

【全25カ国、地域で利用可能】

この100円SIMは日本だけではなく、アメリカや中国、インドをはじめとした全25カ国、地域で利用できるため、IoTサービスのグローバル展開の際にも役立ちます。

また同一国・地域内で複数のモバイルキャリアと接続できるため、接続先のキャリアで障害が発生して通信ができなくなったり、圏外になった場合でも別のモバイルキャリアと自動的に接続を行い、通信を継続できるため、IoTサービスの継続性、安定性を担保することが可能となっています。

一般向けの通信サービスではないので、普通にスマートフォン(スマホ)などを利用する人にとってはメリットのないSIMカードですが、IoTサービスを展開する業者にとっては月額108円で閉域網SIMが利用できるのは魅力的です。利用料金が安いため、大手のみならず、スタートアップ企業でも利用しやすいハードルの低さに驚きですね!

記事執筆:YUKITO KATO


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