シティ1年目を無冠で終えたジョゼップ・グアルディオラ監督

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 マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督がプレミアリーグ1年目を振り返り、来季以降のチーム作りなどについても語った。アメリカ『ESPN』が伝えている。

 グアルディオラ監督の就任初年度は、プレミアの洗礼を浴びるシーズンとなった。公式戦開幕10連勝を飾るなど、シーズン序盤こそ順調だったものの、終わってみればプレミアでは3位。ハードなリーグ戦との両立に苦しんだことでUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)も決勝トーナメント1回戦でモナコに敗れ、監督として初めてベスト16で姿を消すことになった。

 シティ1年目を無冠で終えたグアルディオラ監督だったが、成長の余地を残すチームを育てることについては、やりがいを感じているようだ。

「今年は上に進むことができなかった。だけど忘れちゃいけないのが、バイエルンだって毎年準決勝に進んでいるわけじゃないということさ」

「シティは偉大なクラブだ。5年連続で欧州CLでプレーしている。プレミアリーグではシティしかそんなクラブはない。だけどバルセロナやレアル・マドリー、バイエルン、ユベントスのレベルに到達するのはとても難しい。時間が必要だ。おそらく10年ぐらいのね」

 イングランドの地で勝ち抜いていくためには、スタイルを変更するべきだという周囲の指摘も受けるグアルディオラ監督。それについては、以下のように反論している。

「誰もが『君は変わらなくてはならない』と言ってくる。だが、私は『あなたこそが本当は変わらなければならない』と言いたい。なぜなら私は今のやり方以外知らないのだから」

「プレミアリーグでも他のリーグでも、同じサイズのピッチで11対11の試合をしているというのは変わらない。唯一の違いは、審判がどこまで許すのかという点だ。他のリーグではファウルと言われるようなことでも、ここではファウルと言われない」

「上位6チームは金銭的に恵まれており、他チームよりも勝つ可能性が高いのは事実だ。だが、審判にファウルを取られないギリギリのコンタクトプレーを駆使し、ダイレクトプレーで得点を稼いでいる小さなクラブもいくつかある。いずれにせよ、自分たちが良いプレーさえすれば勝てるという考えは変わらない」

 グアルディオラ監督は自身のスタイルを曲げるつもりはないと強調。その一方で「シティはこれまで多くの成功をしてきたクラブだ。だけどその分、年を取ってしまった」とし、「今はチームをさらに強化するのに必要なチャレンジをしているところだ。僕らはプレミアの中でも平均年齢が高いチームだからね」と、チームの新陳代謝を示唆している。


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