急性ウイルス感染症の手足口病の流行が、西日本を中心に広がっている。国立感染症研究所が2017年7月4日に発表した第25週(6月19日〜25日)の速報データによると、定点当たりの患者報告数は2.41人となり、過去10年間で2011年、15年、10年に次いで4番目に多い数字となった。昨年と同じ時期と比べると、約6倍となる。

都道府県別では、高知県が11.7人で最多。鳥取県(8.89人)、香川県(7.14人)、滋賀県(6.91人)が続いている。

国立感染症研究所は7月4日までに、ウェブサイトのトップで手足口病を「注目すべき感染症」として取り上げている。文字通り手足や口に水疱性の発疹が現れ、基本的には数日のうちに治るがときに髄膜炎など深刻な病気に発展するケースがある。2017年は第15週(4月10日〜16日)以降、「過去5年間の同時期と比較して継続して定点当たり報告数が多い状態が続いている」という。