『望郷』 ©2017 avex digital Inc.

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湊かなえの推理小説『望郷』が映画化。9月16日から東京・新宿武蔵野館ほか全国で公開される。

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同作は、瀬戸内海に浮かぶ島で生まれ育った人々の人間模様を描いた湊の連作ミステリー短編集『望郷』から、『夢の国』『光の航路』の2編を映画化したもの。監督は、7月15日に監督作『ハローグッバイ』の公開を控える菊地健雄が務めた。脚本は『貞子3D2』の杉原憲明が担当。

古いしきたりに縛られて窮屈な生活を送る中、ある事件を引き起こしてしまう夢都子を主人公に据えた『夢の国』。夢都子役に貫地谷しほり、夢都子の母役に木村多江がキャスティングされている。『光の航路』のあらすじは、故郷の島で中学校の教師を務める航が、クラスのいじめ問題に悩んでいる間に、過去に確執を抱えたまま死別した父の本当の思いを知ることになるというもの。航役を大東駿介、航の父役を緒形直人が演じた。

約4年ぶりに映画主演を務めた貫地谷は、「今まで演じた事のない役を菊地監督が繊細に導いてくださいました。親子の秘密、解放される事のない罪、それでも明日に向かっていく人たちを是非見て欲しいと思います」とコメント。

大東は「湊かなえさんの故郷であり、物語の舞台のモデルでもある因島で撮影でき、島の空気を感じながら島の方々とこの作品を作れた時間は財産であり貴重な経験でした。島での濃密な撮影の中で、スタッフの皆さんとこの作品で全国の劇場を開けたいと語り合っていた想いがカタチになり嬉しいです」と意気込みを語っている。

湊は映画化について「日本は島国なので、後ろに海が見える物語というのは、誰にでも伝わるものがあると思います。自分が海に囲まれたところに住んでいるという想像をしながらこの物語を観ていただくと、本当に自分の人生の物語として観ていただけるものがあると思います」と述べている。

また今回の発表とあわせて公開されたティザー予告編では、夢都子が娘に「十字架」の言い伝えを語る様子や、航の「あの時十字架を見つけていたら、何か違ってたのかな」というセリフ、港で夢都子と母が抱き合う場面などが確認できる。

■貫地谷しほりのコメント
自分の中でとても大切な作品なので凄く嬉しいです。誰しも何かに憧れ、生きるという事への窮屈さをどこかに持っているのではないでしょうか。今まで演じた事のない役を菊地監督が繊細に導いてくださいました。親子の秘密、解放される事のない罪、それでも明日に向かっていく人たちを是非見て欲しいと思います。

■大東駿介のコメント
湊かなえさんの故郷であり、物語の舞台のモデルでもある因島で撮影でき、島の空気を感じながら島の方々とこの作品を作れた時間は財産であり貴重な経験でした。島での濃密な撮影の中で、スタッフの皆さんとこの作品で全国の劇場を開けたいと語り合っていた想いがカタチになり嬉しいです。自分がいつから大人になったのか、なっているのかわかりませんが、どれだけ時間を重ねても自分の物語の始まりはあの故郷で。改めて自分の故郷と向き合い、自分と向き合えるような作品だと思います。是非ご覧ください。

■湊かなえのコメント
日本は島国なので、後ろに海が見える物語というのは、誰にでも伝わるものがあると思います。自分が海に囲まれたところに住んでいるという想像をしながらこの物語を観ていただくと、本当に自分の人生の物語として観ていただけるものがあると思います。