アカデミー賞を運営する映画芸術科学アカデミーが新会員の候補として、過去最多となる774名を選出して招待したことを発表。候補者がこれを受けると正式な会員になる。女性や有色人種がこれまでよりも増えており、アカデミーによると「2015年に比べて招待された女性の数は359%、有色人種の数は331%増加した」という。また、若い世代が増えているのも今年の傾向。

俳優部門ではクリステン・スチュワートやエル・ファニング、マーゴット・ロビー、さらにインド出身のプリヤンカー・チョープラーや、フランスのシャルロット・ゲンズブール、中国出身のファン・ビンビン、香港出身のマギー・チャン、エチオピア系アイルランド人のルース・ネッガなど、非白人系の女優たちも多数ノミネート。日本からも菊地凛子が選出されている。

また男優陣はルーク・エヴァンスやクリス・プラット、パキスタン系イギリス人のリズ・アーメッドや香港出身のドニー・イェンが選出、日本人では真田広之が選出された。2016年のアカデミー賞は俳優部門の候補者が全員白人で、「多様性に欠ける」と批判されたことが記憶に新しい。新会員たちが参加することで、今後アカデミー賞の運営にどのような変化を見せるのか注目したい。

Photo: Getty Images Text: Yoko Nagasaka