劇中衣装の窪田正孝がファンと写真撮影 (C)2017「東京喰種」製作委員会
(C)石田スイ/集英社

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 石田スイ氏の人気漫画を実写映画化した「東京喰種 トーキョーグール」が7月3日(現地時間)、米ロサンゼルスで開催中の「アニメエキスポ2017」でワールドプレミア上映された。主演の窪田正孝をはじめ、メガホンをとった萩原健太郎監督、プロデューサーの永江智大氏が上映前の舞台挨拶に立ち、ファン約1000人を熱狂させた。

 世界37の国と地域での累計発行部数が3000万部を誇る同名原作。2015年にアメリカで発売された第1巻は、NYタイムズの漫画ベストセラーランキング1位を10度獲得し、80週間ランクインするほどの人気を博した。そんな「東京喰種」の実写版が世界初上映されるとあって、会場となったJWマリオットには、午後7時30分の開映にも関わらず早朝から長蛇の列。主人公カネキや、リゼのコスプレをしたファンも大勢詰め掛け、場内に入りきらないほどの活況を見せた。

 そして本編がスクリーンに映し出されるや、ところどころで大きな拍手が起こり、クライマックスのアクションシーンでは割れんばかりの喝さいが送られた。上映後の舞台挨拶では、窪田が劇中衣装&マスク姿でサプライズ登場すると、会場のボルテージは最高潮に。思わず顔がほころんだ窪田は「Thank you very much!」と快哉を叫んだ。

 3人とも同エキスポは初参加で、窪田は「先ほど(エキスポの)ブースを回って、みなさんそれぞれのコスプレで、作品を愛してる気持ちとか、役になりきれる瞬間を持っていることをすごく身近に感じられました」とニッコリ。一方で「でも、どうか人だけは食べないでください(笑)。そして僕は八重歯がありますが、グールではありません!」とジョークを飛ばし、観客を喜ばせた。

 さらに萩原監督は、コスプレイヤーたちに目を向け「もともと日本だけでなく世界中のグールファンに喜んでもらいたいという思いで作りました。だからこうやってみなさんがグールのいろんな格好をして、こんなに温かい声援を受けられることが嬉しいです。思い描いていた夢よりも幸運な状況です」と喜びをかみ締める。永江氏は「印象的だったことは」と切り出し、「みんなラストのシリアスなシーンで笑っていましたが、まさかあそこで笑うとは、ということ」と驚きの面持ちだった。

 なおアニメエキスポは、例年約10万人が訪れる米最大級のアニメ・ゲームの祭典で、実写映画のワールドプレミア上映は今作が初。本編を見届けたファンからは「興奮した!」「最高の気分!」「人生の中でも一番よかった映画を、世界で最初に見られるなんて、マジでびっくりしたよ」「ドラマチックでエモーショナル! サスペンスの部分は手に汗握る展開で興奮した」と、多くの好意的な評価が寄せられた。

 「東京喰種 トーキョーグール」は、今後7月7日(現地時間)にドイツ・ベルリンでヨーロッパプレミア、10日に東京でジャパンプレミアが実施される。公開は7月29日から。