ニコ・ニコルソンと押切蓮介が対談 マンガ家の苦労をぶっちゃけトーク

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青春コミック『でんぐばんぐ』の著者・ニコ・ニコルソンと、『ピコピコ少年』シリーズで知られる押切蓮介の対談が実現。『でんぐばんぐ』特設サイトにて公開されている。

『でんぐばんぐ』は、「オシャレなマンガ家に私はなりたい!」と、宮城県の田舎町で叫ぶある女の子の物語。宮城県の海沿いの町で家族と共に暮らし、デザインの専門学校に通いながらオシャレマンガ家としてのデビューを目指す二子が、マンガ家を目指しながら迷走する姿を描いた青春ストーリーだ。

2人の対談は、『でんぐばんぐ』の上巻を買った押切が、「面白いじゃん! 下巻いつ出るの?」とニコに連絡したことがそもそものきっかけ。アルコールの力を借りた2人が、

「単行本が売れないっていうのはきついよね。本当」
「30代も後半になってくると漫画家って脂が乗って上昇していくか、退いていくかどっちかなんですわ」
「漫画家辞めることを想像すると怖いよね。潰しがきかないから」(押切)

「『感想がないって、こんなに辛いんだな』と思った」
「どうすれば売れるかなあ。やっぱり『ナガサレール イエタテール』の映画化が決まってればよかったな」
「1度で良いからすげーちやほやされたい!!」(ニコ)

といった具合に、マンガが売れない苦労、作品の映画化への期待、創作の裏話、サイン会のお悩み、マンガ家あるあるなど、ぶっちゃけトークを繰り広げている。また、押切のピコピコ少年シリーズ最新作『ピコピコ少年EX』はOhta Web Comicで連載中(こちらは不定期連載)。『でんぐばんぐ <下>』は8月10日発売。本体1300円+税。