4日、香港メディア・東網は、北朝鮮の大陸間弾道ミサイル発射について中国の専門家が「米中間の対立が深まる中で、北朝鮮が挑発したもの」と分析したことを伝えた。

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2017年7月4日、香港メディア・東網は、北朝鮮の大陸間弾道ミサイル発射について中国の専門家が「米中間の対立が深まるなかで、北朝鮮が挑発したもの」と分析したことを伝えた。

北京大学国際関係学院の梁雲祥(リアン・ユンシアン)教授は「中国は北朝鮮の行為を認めていないが、米国への支持も表明してない。北朝鮮はこの機に乗じて再びミサイル発射という挑発を行い、米中両国の対立がさらに深まった」と指摘した。

梁教授は「米国は中国に対し、北朝鮮の核兵器開発を抑止するよう圧力を掛け続けているがいまだ成功していない。米国は徐々に忍耐力を失っており、台湾への武器売却といった行為で不満を示している。ただ、北朝鮮は独立国家であるため中国も非難することしかできない」としている。

さらに「北朝鮮側は、米国による圧力に不満を感じるものの、核実験など過度の挑発行為には出られない状況だ。そこで、米中が朝鮮半島問題での対立を深める隙にミサイル発射という『火遊び』に出たのだ。今回の行為が軍事行動につながることはないだろう。米国は軍事行使をする意思を持っているが、そのためには中国との問題を解決しなければならないからだ」と分析している。(翻訳・編集/川尻)