7月4日に行われたICBM「火星14」型の試射(朝鮮中央通信)

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米国のティラーソン国務長官は、北朝鮮が4日に発射した弾道ミサイルが大陸間弾道ミサイル(ICBM)だったと確認した上で、「米国はより強力な措置で、北朝鮮にICBM試験の責任を取らせる」と述べた。

ティラーソン長官は4日午後に発表した声明で、「北朝鮮のICBM発射は、米国と同盟国、地域と世界に対する新たな脅威を高めるものだ」と非難し「世界的な脅威を止めるために、世界的な行動が求められる」と強調した。

また、「北朝鮮労働者を受け入れたり、北朝鮮政権に経済的、軍事的利益を与えたり、国連の対北制裁を履行していない国は、危険な政権を助けている」と述べ、各国に北朝鮮との関係を見直すよう求めた。

米国の上下院・与野党の議員らも、北朝鮮のICBM発射実験を糾弾する一方で、トランプ大統領に対北制裁のレベルを高め、中国への圧力を強めることを促した。

コロラド州選出で上院外交委アジア太平洋小委員長を務めるガードナー上院議員(共和党)は声明で「国際社会の弱腰対応が、災難を招きうる軍事衝突の道を駆け上がらせている」とし「核戦争を防ぐために、我々が持っている外交的、経済的手段を動員しなければならない」と述べた。

続いて「良心的なすべての国は、北朝鮮が非核化に関する国際社会との約束を積極的に履行するまで、極めて限られた人道支援を除いて、北朝鮮との金融、貿易取引をすべて取りやめるべき」とし、国連安全保障理事会での新たな対北朝鮮制裁決議案の採択と、国連加盟国が制裁決議を遵守することを求めた。

さらに中国を名指しして「外交的圧迫と経済制裁で、北朝鮮が平和的な非核化の道に進めるようすぐに措置を取るべき」と要求し、「行動できなければ米国との関係は保てない」と警告した。