FC東京に所属する阿部拓馬【写真:Getty Images】

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 韓国1部(Kリーグ)でプレーする韓国人選手や外国人選手のJリーグ行きが増加している。それとは反対に、韓国リーグ(1部や2部)でプレーする日本人選手も増えており、韓国国内で日本人選手の評価が上昇しているようだ。4日に韓国紙『朝鮮日報』が報じている。

 同紙はタイトルに「KリーガーのJリーグ流出? 徐々に吹いてくる日本の風」とつけ、「選手が流出していると言っても過言ではない状況にある」と報じた。全北現代モータースの韓国代表MFキム・ボギョンが柏レイソルへ、城南FCの韓国代表FWファン・ウィジョがガンバ大阪に移籍したからだ。

 しかし、それとは逆に「一方通行ではない。Kリーグに来る日本人選手も増加傾向にある」ともコメント。そして、先例として高萩洋次郎と増田誓志の名前を挙げ「Kリーグに新しい風を吹き込んだ」と伝えている。

 光州FCでプレーする和田倫季については「出場機会こそ少ないものの評価は高い。パスや技術が他の韓国人選手よりも遥かに優れている」と褒め称えた。そして、現在旬の選手は釜山アイパークに所属する安田理大と、ソウルイーランドFCに所属する和田篤紀だという。和田篤紀に関しては「当初は大きな注目を集めなかったものの、現在はソウルイーランドの実質的なエースに生まれ変わった」と評価している。

 また、「一人の日本人選手がKリーグ進出を控えている」と報じ、FC東京に所属する阿部拓馬に関して「彼は蔚山現代FCとリンクしている。交渉が進行していることがわかった」と伝えた。

 Kリーグの移籍市場に詳しい関係者の話として同紙は「これまでオーストラリア人DFがアジア枠で多く起用されてきた。しかし、守備の技術が高いオーストラリア出身のDFが以前よりも減ってきた。日本人は技術とメンタル面が優れており、文化的にも似ていて、適応に大きなリスクがない。最近好まれる傾向にあるようだ」と分析している。

text by 編集部