普通席をVIP席として販売していた

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カタルーニャのテレビ局“TV3”の調査はカンプノウの“Seient Lliure(フリーシート制)”による10試合の決済に関する不審を探知した。これは最近数ヶ月、“Seient Lliure”の働きについて 調査を行ったTV3のチームが辿り着いた結果である。

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この調査中、TV3のチームは関心が最高レベルである対戦カード10試合においてバルサが通常の座席を“プレミア”チケットに変え、販売価格を顕著に引き上げていた事を探知した。
問題はソシオがその事について全く知らされておらず、それによって生まれた利益の配当も行われていない事である。

この報道によると、FCバルセロナの取締役会は最近3シーズンに渡り、試合当日にスタジアムに行く事ができないソシオによって解放されたとりわけ良い位置ではない普通の座席をVIP席として窓口よりも非常に高額な価格で販売していたという。
その10試合は以下の通り。

・2014-2015シーズン
FCバルセロナ-マンチェスター・シティ
FCバルセロナ-レアル・マドリード
FCバルセロナ-バレンシア

・2015-2016シーズン
FCバルセロナ-ローマ
FCバルセロナ-アーセナル
FCバルセロナ-レアル・マドリード
FCバルセロナ-アトレティコ・マドリード

・2016-2017シーズン
FCバルセロナ-アトレティコ・マドリード
FCバルセロナ-マンチェスター・シティ
FCバルセロナ-レアル・マドリード

“Seient Lliure”の条件
これは“Seient Lliure(フリーシート制)”で座席を解放するために用いられる条件である。

・ソシオが自身の座席を解放する時、クラブは販売のプロセスに着手する
・ひとたび再販が完了したら、クラブはIVA(付加価値税)、手続き費用を差し引き、残りの金額をソシオと50%ずつ分け合う。

FCバルセロナが収支書を最後に公表した2015-16シーズン、FCバルセロナとレアル・マドリードが対戦したエル・クラシコだけでバルサは前述の”VIP Experience”の方式で250万ユーロ(約3億円)近くの収益をあげた。
しかし、その試合やその他の9試合で自身の座席を解放したソシオの誰1人として彼らの座席でクラブが行っていたビジネスを知る者はいなかった。