歴史改変サスペンスで日本海軍の大将役に

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 ハリウッドで活躍する日本人俳優・尾崎英二郎が、米Amazonのオリジナルドラマ「高い城の男」シーズン3に準レギュラーとして出演することが決まったと、米Deadlineが報じた。

 同作はSF小説の大家フィリップ・K・ディックが1962年に発表し、ヒューゴー賞を受賞した同名小説をドラマ化した歴史改変サスペンス。第2次世界大戦で連合国が敗れ、日本とドイツがアメリカを占領したパラレルワールドを舞台に、スリリングなストーリーが展開される。尾崎は、常に冷静沈着で徹底した現実主義者の大日本帝国海軍大将イノクチ役を演じる。

 尾崎は「オーディションでは非常に難しいセリフ量の英語のシーン題材を与えられたので、この機会をつかむことが出来たのは、奇跡のような縁だと感じています」と胸中を明かす。作品に関しては、「物語もただ単に、ドイツや日本がアメリカの『敵』として描かれているような勧善懲悪の話では決してなく、一触即発の危機の中で、様々な人物たちが懸命に生きていて、人間味も実に豊かに描かれているため、どの国のどの立場の人間にも感情移入ができるようなストーリーが、巧みなバランスで構築されています」と説明している。

 ルパート・エバンス、ルーファス・シーウェル、アレクサ・ダバロス、ケイリー=ヒロユキ・タガワら第1シーズンからのレギュラー陣が続投。ローラ・メンネル(「ウォッチメン」)がナチス社交界の女王として君臨するニューヨーク出身のゴシップ記者ヘッダ・パーソンズ役で、尾崎とともに準レギュラー入りを果たすことも決まっているほか、ジェイソン・オマラ、ウィリアム・フォーサイス、マイケル・ガストンが新たに加わる。

 映画「硫黄島からの手紙」やドラマ「HEROES ヒーローズ」などで存在感を示し、メキシコの新鋭アレハンドロ・モンテベルデ監督がメガホンをとった「リトル・ボーイ 小さなボクと戦争」での演技も絶賛された尾崎のハリウッドでの活躍から、今後も目が離せない。

 「高い城の男」シーズン1とシーズン2は、AmazonビデオでPrime会員向けに配信中。