パリSGとプロ契約を結んだティモシー・ウェア。偉大な父が伝説を作ったクラブで輝けるか。写真はパリSGの公式ツイッターより

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 パリ・サンジェルマンは現地時間7月3日、ユースチームに所属していたFWティモシー・ウェア(17歳)とプロ契約を結んだと発表した。契約期間は2020年6月までとなっている。
 
 ティモシーの父は、モナコ、パリSG、ミランなどで活躍したあの「リベリアの怪人」ことジョージ・ウェアだ。往年の名ストライカーはパリSGからミランへ引き抜かれた1995年に、アフリカ人としては最初で最後のバロンドールを獲得している。
 
 ジョージには3人の息子がおり、長男のジョージ・ウェア・ジュニア(29歳)もプロ選手となったものの、大成はできなかった。だが、三男のティモシーは、超人的な身体能力と決定力を兼ね備えていた父親のDNAをしっかり受け継いでいるとされ、大いに将来が期待されている。
 
 その才能の片鱗を見せたのが昨シーズンのUEFAユースリーグ。9月に行なわれたルドゴレツ戦でハットトリックを決めて、一気に注目を浴びたのだ。躍動感溢れるドリブルと冷静なフィニッシュは、まさに父親顔負けだった。
 
 晴れてプロとなったティモシーは、次のように意気込みを語っている。
 
「とても誇らしいよ。でも、目標はトップチームでプレーすること。それまで成長し続けないと」
 
 現在は母国リベリアで国会議員を務めている父ジョージも喜びを隠せず、「ハッピーだし、息子を誇りに思う」とツイートしている。
 
 ニューヨークで生まれ育ったため、現在はアメリカU-17代表に選出されているものの、将来的に父親と同じリベリア代表を選択する可能性も少なくない。今後の活躍から目が離せない。
 
文:ワールドサッカーダイジェスト編集部