輸出用の乗用車が並ぶ京畿道の平沢港(資料写真)=(聯合ニュース)

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【ソウル聯合ニュース】韓国銀行(中央銀行)が5日発表した国際収支(速報値)によると、5月の経常収支は59億4000万ドル(約6718億円)の黒字だった。2012年3月から63カ月連続の黒字で、最長記録を更新している。黒字幅は前月(38億9000万ドル)より20億5000万ドル多く、3カ月ぶり高水準となったが、前年同月(104億9000万ドル)に比べると45億6000万ドル縮小した。商品収支(貿易収支に相当)の黒字が大幅に縮小したため。

 5月の商品収支の黒字は88億3000万ドルで、前年同月(108億6000万ドル)に比べ20億2000万ドル縮小した。韓国銀行は「原油価格の上昇と設備投資での機械類導入により輸入額が増加し、商品収支黒字が減った」と説明した。
 輸出は前年同月比10.2%増の469億ドル、輸入は20.1%増の380億6000万ドルと集計された。
 5月のサービス収支の赤字は16億9000万ドルで、前年同月(10億7000万ドル)より悪化した。中でも旅行収支の赤字が13億6000万ドルと、前年同月の5倍以上に膨らんだ。これは5月としては最大。在韓米軍への米最新鋭地上配備型迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD、サード)」配備に反対する中国からの観光客減少が響いた。輸送収支も2億6000万ドルの赤字だった。建設収支の黒字は前月から縮小し4億ドルにとどまった。一方、知的財産権使用料の黒字は2億4000万ドルで過去最大となった。
 給与・賃金と、投資に伴う利子や配当を差し引きした所得収支は6億9000万ドルの赤字だった。
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