韓国ソウルの駅で、北朝鮮の大陸間弾道弾(ICBM)発射を伝えるニュース映像が流れるテレビの前を歩く女性(2017年7月4日撮影)。(c)AFP=時事/AFPBB News

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【AFP=時事】(更新)北朝鮮国営の朝鮮中央通信(KCNA)は5日、前日に発射に成功したと発表した大陸間弾道ミサイル(ICBM)について、大気圏へ再突入できる「大型で大重量の核弾頭」を搭載する能力があると報じた。金正恩(キム・ジョンウン、Kim Jong-Un)朝鮮労働党委員長がICBMは「米国のろくでなしどもへの贈り物」と述べたとも伝えた。

 ICBM発射は北朝鮮の核開発計画にとって一つの分水嶺となった。外部の専門家によると、このICBMは米アラスカ(Alaska)に到達可能とされる。

 KCNAは金委員長の発言として「(米国は)わが国の決意を試そうとし、わが国の警告も無視している」と報道。同氏は北朝鮮と米国との対立は「最終段階」に入ったと宣言したという。

 さらに金委員長は「米国のろくでなしどもは7月4日の記念日(米独立記念日)のこの贈り物が気に入らないだろう」とも述べたとされる。

 KCNAによると、4日の発射実験によって「(大気圏)再突入時の弾頭の耐熱性や構造的安定性を含め、すべての技術上の要件」を検証した。弾頭は炭素複合材製だという。

 KCNAは、数千度の高い熱、高圧、振動といった過酷な条件下で弾頭内部の温度は25〜45度で安定していたと指摘。弾頭は「完璧に飛行し、標的に正確に命中した」としている。
【翻訳編集】AFPBB News