アトレティコのMFビトロ獲得が決定的に! 来年1月までレンタル受け入れ先のラス・パルマスが交渉認める

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▽アトレティコ・マドリーが、セビージャからスペイン代表MFビトロ(27)を獲得することが決定的となった。『ESPN』が伝えている。

▽18歳未満の選手の獲得および登録で違反があったとして、国際サッカー連盟(FIFA)から新たな選手登録の禁止処分を受けているアトレティコは、来年1月まで実質的に新戦力補強が不可能。しかし、選手が半年間練習のみの状況を受け入れるか、獲得後に登録が可能となる来年1月まで他クラブにレンタルで放出する場合、今夏の選手獲得は可能だ。

▽そこに目を付けたアトレティコは、今夏のメインターゲットの1人であるビトロ獲得に向け、同選手の古巣ラス・パルマスに半年間のレンタル移籍を打診。1年後にロシア・ワールドカップ本大会を控える中、同選手の試合勘という部分の不安を解消し、移籍成立に向けた足場固めに成功した。

▽ラス・パルマスのトニ・クルスSD(スポーツ・ディレクター)は4日、公式会見の場でアトレティコがビトロを獲得した場合、ラス・パルマスが半年間のレンタル移籍を受け入れることで合意に達したことを認めている。

「(ラス・パルマスの)ミゲル・アンヘル・ラミレス会長がマドリッドに居ることは多くの人が知っており、交渉はすでに完了した。会長はアトレティコ・マドリーがビトロを完全移籍で獲得した場合、1月までラス・パルマスで受け入れるという条件で合意した」

▽また、アトレティコはセビージャが4000万ユーロ(約51億3000万円)に設定している契約解除金を支払う準備をしており、ビトロ本人とも個人合意に達している模様。また、ビトロは先日、スペイン『マルカ』で「ラス・パルマスに戻れるのは素晴らしいと思う。ここには父も、家族も、友達もいるからね」と、古巣への短期レンタルに前向きな姿勢を見せており、移籍成立に向けた障害をすべてクリアしている。

▽なお、今回の取引は今月12日までに成立するとみられており、ビトロはセレッソ大阪と鹿島アントラーズとの親善試合が予定されているセビージャのプレシーズンツアーには参加しない見込みだ。