将棋の第58期王位戦七番勝負が7月5日、三重県三重郡菰野町の湯の山温泉 湯元 グリーンホテルで開幕する。王位のタイトルは羽生善治三冠(46)が2011年から防衛中で、今回7連覇に挑む。挑戦者の菅井竜也七段(25)はタイトル初挑戦ながら、2014年には勝率1位、最多勝利にも輝いた若手の実力者だ。

 羽生三冠にとっては、立て続けに若手棋士たちに胸を貸すタイトル戦だ。棋聖戦五番勝負では、24歳の斎藤慎太郎七段と対戦中。今回も25歳の菅井七段を迎え撃つ。29連勝し、一躍時の人となった藤井聡太四段(14)のこともあり、羽生三冠といえども若手の台頭を意識せずにはいられない。4日に行われた前夜祭では「最近は非常に若い世代との対局が増えています。それを刺激にしながら、私自身も前に進んで行けたらいいなと思っています」と抱負を語った。

 対する菅井七段は、初のタイトル戦とあってか緊張しきりだった。持ち時間8時間の長丁場に「不安なところで、もっと練習したかったのですが、みんなに断られてしまいました」と苦笑いした。それでも対局については「自分なりに一生懸命やっていくしかないと思っています。羽生先生とできることは、自分の将棋人生にとっても幸せなことなので」と、全力でぶつかる意気込みだった。

 王位戦七番勝負は、持ち時間各8時間の2日制で行われる。AbemaTVでは、この対局の模様を生中継する。

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